1)トーイコライザー
マニュアルには、旧トーン マッピングモジュールの代わりにトーン イコライザー モジュールを使用するように書かれています。
フィルミックRGBモジュールで画像のダイナミックレンジを8EV以内に圧縮すれば、あとは普通の画像編集が可能になります。
トーン イコライザー モジュールのダイナミックレンジは8EVまでですが、これで、普通に使うことができます。
LDR 画像の限界に収まるように HDR 画像の色調範囲を圧縮するために、旧トーン マッピングモジュールの代わりにトーン イコライザー モジュールを使用するように言っています。
つまり、8EVを越えるデータを8EV以内に圧縮するために、トーン イコライザー モジュールを使用できると言っている訳です。
そう考えると、マニュアルの言っている利用法は、通常とは異なることになります。
写真1は、HDR DNG画像です。
写真2は、トーン イコライザー モジュールの新しいインスタンスで、パラメトリックマスクを設定しています。
つまり、考え方としては、パラメトリックマスクで、HDR DNG画像のダイナミックレンジの範囲を限定してから、トーン イコライザー モジュールをつかうことで、8EVを越えるデータを8EV以内に圧縮しようとしています。
この方法では、複数のトーン イコライザー モジュールのインスタンスを併用することになります。
写真3は、トーン イコライザー モジュールを使った結果です。
通常のトーン イコライザー モジュールの使い方は、省略します。