EF-M32mmF1.4は換算50mmで、EF-Mマウントでは、一番よく写るレンズです。
手持ちのレンズで、これに一番近いスペックのレンズは、LEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4です。これは、m4/3ですが、比べてみました。価格は、どちらも6万円弱です。
写真1が、32㎜F1.4です。
写真2が、25mmF1.4です。
この2本のレンズにあまり差がないと感じるときもありますが、今回については、LEICAの方がよいと思います。
LEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4は、ライカ製ではなく、パナソニック製です。
フルサイズのキヤノンとライカの50mmのミラーレスマウントのレンズの価格は、以下です。
CANON RF50mm F1.8 3万円(これは、入門用で、EF-M32mmF1.4の方が上です)
CANON RF50mm F1.2 L USM 32万円
ライカ アポ・ズミクロンSL 50mmF2 62万円
ライカ SUMMILUX-SL 50mmF1.4 80万円
ライカのミラー付き用のMマウントのレンズの価格は以下です。
レンズの設計は進歩していますので、あえて、古いレンズをつかうメリットはないと思います。
SUMMICRON-M 50mm F2 33万円
SUMMILUX-M50mm F1.4 54万円
NOCTILUX-M50mm F1.2、98万円
NOCTILUX-M 50mm F0.95 133万円
以上のように、フルサイズマウントのレンズは、価格がはります。
センサーが小さい場合の欠点は、ダイナミックレンジが狭いことですが、マルチショットや、iPhoneのように画素の感度を分けることで、ダイナミックレンジをひろげる余地があります。
なお、m4/3の25mmには、オリンパスの次の製品もあります。
M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO 16万円
価格が違いますので、LEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4より良く写ると思いますが、サイズも大きくなってしまいます。