梅の花を撮る(2022年の15)

5mmF4.8に、近い条件で撮影した梅の花の比較の続きです。

今回は、APS-Cのsmc PENTAX-DA 35mmF2.4ALを使っています。

このレンズは、35㎜の単焦点で、75mmと画角は大きく違います。

「φ63mm×45mm 約124g」です。 6枚羽根の絞りを採用しています。

換算53mmの画角になります。

交換レンズの基本は、換算50㎜です。

ASP-Cの場合には、35mmになりますが、価格を押さえるため、ASP-C専用が多いです。

35mmF1.8が標準です。PENTAXは、F2.4で、ほぼ1段くらいです。

1段は2の平方根(1.414)をかけるので、F1.8より1段暗いのは2.55になります。

どうしてなんだと言いたくなりますが、価格が押さえられるのと、レンズの設計に無理が来ないので、メリットはあります。

写真1は、比較対象のM.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIの75mmF4.8です。

写真2は、35㎜F2.4です。

写真3は、35㎜F8.0です。

写真2は、F2.4ですが、あまりボケがわかりません。

写真3では、6角形のボケが出ています。

kakaku.comで、丸ボケが出ると書いている人がいましたが、このレンズは、円形絞りではないので、絞りの形の6角形は、そのまま、ボケの形になります。

最近は、円形絞りが多くなったので、割り切って、使えば、個性的なボケで、楽しいと思います。

フルサイズ用の50㎜F1.8は、ASP-Cでは、換算画角が75mmになるので、使ったことがありませんが、入門用の価格は、35㎜より、若干安いようです。

ストリートフォトの原則は85㎜ですが、デジタルでは、100%トリミングしますので、50㎜を換算85㎜の代用に使う方法もありだと思いました。

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写真1

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写真2

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写真3

過去の参照レンズ

2022年の14 ソニーのRX100(初代)

2022年の14 パナソニック DMC-LX100

2022年の13  ニコンP610(1/2.3型)

2022年の13  ニコンP7800(1/1.7型)

2022年の12  LEICA DG SUMMILUX 25mm / F1.4 ASPH

2022年の11 フォクトレンダー NOKTON 58mm F1.4 SLII N

2022年の10 smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR

2022年の9 LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6 ASPH./ POWER O.I.S(2回目)

2022年の8 smc PENTAX-DA 50-200mm F4-5.6 ED

2022年の7 LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6 ASPH./ POWER O.I.S

2022年の6 LUMIX G VARIO 35-100mm / F4.0-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.

2022年の5 NIKON AF-S DX NIKKOR 55-200mm f/4-5.6G ED VR II

2022年の4 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R

2022年の3 CANON EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM

2022年の2 AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR

2022年の1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

2022年の1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

2022年の1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II