六角堂(北茨城市)~つくば市とその周辺の風景写真案内(746)

六角堂(北茨城市

六角堂(ろっかくどう)は、茨城県北茨城市大津町五浦(いづら)にある六角形の建築物です。岡倉天心(岡倉覚三)が1905年(明治38年)に居宅から1段下った断崖に自ら設計し建設したものです。

2011年(平成23年)の東日本大震災では津波による被害が甚大であったため、津波によって消失して、再建されています。

明治三陸津波は、1896年なので、そのあとに建設されています。

1933年の昭和三陸津波の被災地域は、南が宮城県までだったので、影響がなかったと思われます。

1905年は、天心42歳のときです。

天心は、1898年(35歳)で、東京美術学校を辞職しています。

1901年 - 1902年に、インドを訪遊し、タゴールにあっています。

1904年から、ボストン美術館中国・日本美術部で働き、日米を往復する生活になります。この間で日本にいるときには、五浦に住んでいたようです。

天心は、1913年に50歳で亡くなっていますので、五浦住まいは8年でした。

写真1と写真2が、再建された六角堂です。

写真3が、六角堂の位置からみた五浦海岸です。

六角堂 (北茨城市) ウィキペディア

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AD%E8%A7%92%E5%A0%82_(%E5%8C%97%E8%8C%A8%E5%9F%8E%E5%B8%82)

写真1  六角堂

写真2  六角堂

写真3  五浦海岸