イソギク
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日本の紀伊半島の固有種で、千葉県犬吠埼から、東京都、神奈川県、静岡県御前崎までと愛知県渥美半島の太平洋側岸、伊豆諸島、京都府丹後地方、島根県、山口県の日本海側に分布する。
日本では環境省による国レベルのレッドリストの指定を受けていないが、以下の都道府県でレッドリストの指定を受けている。富士箱根伊豆国立公園で指定植物のひとつに選定されている。
絶滅危惧IA類(CR) - 愛知県
準絶滅危惧 - 京都府
情報不足(現状不明種) - 茨城県
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この情報不足は、写真1の意味です。
自生地は、犬吠埼までです。
茨城県内では、1997年のレッドブックでは絶滅が、2012年には、情報不足になっています。
こうみると、さぞかし、貴重な種に見えますが、ひたちの海浜公園では、栽培されていて、HPでは開花時期は、11月上旬~中旬となっています。
写真2と写真3は、つくば市内の公園のイソギクで、撮影日は、12月29日です。
イソギクは、生息地の拡大と進化に伴いDNAが変化します。レッドブックをみれば、種の保存政策は破綻していることがわかります。
エコシステムベースマネジメントに切り替えないと、どうにもなりません。
イソギク https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%BD%E3%82%AE%E3%82%AF
https://hitachikaihin.jp/hana/isogiku/
茨城県版レッドデータブック<植物編>2012年改訂版 https://www.pref.ibaraki.jp/seikatsukankyo/shizen/tayousei/redbook/documents/ibaraki_rdb_2012_4web_2.pdf