桜の撮影(8)夜明けの桜

今回は、夜明けの桜の写真の編集がテーマです。

写真1が、元の画像です。

フレームに、太陽と桜が入っています。

完全な逆光写真になります。

写真2では、トーンイコライザーで、桜の部分の露光を持ち上げ、空の部分の露光を下げています。

こうすると、桜と日の出であることがわかります。

写真3は、写真1に似ていますが、写真1よりは、太陽がもう少し高くなっています。

この状態で、サチュレーションをあげると、太陽の周辺の色が、不連続になります。写真1との差は小さいですが、編集に対する応答は、大きく異なります。

写真4では、空の部分の露光を下げています。

写真4では、空の部分が濁っています。

写真5では、赤でマークした部分を調整して、フィルターの幅を狭めています。

こうすると、とりあえず、濁りは消えます。

ただし、太陽の周りの変色した部分をカラーライズで補正する必要があります。

写真3の編集は、写真1の編集より手間がかかりますが、それに見合う画像になるとは言えません。

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写真1

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写真2

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写真3

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写真4

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写真5