今回は、夜明けの桜の写真の編集がテーマです。
写真1が、元の画像です。
フレームに、太陽と桜が入っています。
完全な逆光写真になります。
写真2では、トーンイコライザーで、桜の部分の露光を持ち上げ、空の部分の露光を下げています。
こうすると、桜と日の出であることがわかります。
写真3は、写真1に似ていますが、写真1よりは、太陽がもう少し高くなっています。
この状態で、サチュレーションをあげると、太陽の周辺の色が、不連続になります。写真1との差は小さいですが、編集に対する応答は、大きく異なります。
写真4では、空の部分の露光を下げています。
写真4では、空の部分が濁っています。
写真5では、赤でマークした部分を調整して、フィルターの幅を狭めています。
こうすると、とりあえず、濁りは消えます。
ただし、太陽の周りの変色した部分をカラーライズで補正する必要があります。
写真3の編集は、写真1の編集より手間がかかりますが、それに見合う画像になるとは言えません。