Huginでパノラマ写真(2)

Huginで、パノラマ合成する方法については、既に1回、報告しています。

 

Huginでパノラマ写真(1) 2021/05/26

 

このときは、レンズのEXIFデータなしで、アバウトに合成しました。

今回、霞ヶ浦湖畔公園から、撮影した霞ヶ浦のパノラマ写真を合成するために、darktableのEXIFデータの書きこみをできるように設定を変更しました。

思ったより難航したので、忘備録を作っておきます。

1)EXIFの書き込みセット

実は、ライトテーブルのexportメニューのサブメニューには、EXIFの設定は、ありません。

つまずいた、主な原因は、ここにあります。

exportメニューのハンバーがーアイコンをクリックすると、写真1のサブメニューが出て来るので、ここで、preferenceを選びます。

そうすると、写真2の「edit metagata exportation」がでてくるので、ここで、「exif data」を設定します。

これだけのことに、30分くらいかかってしまいました。

2)Huginの出力の問題

Huginでは、張り合わせ調整をしたあとで、最終的な画像合成は、写真3の③のパノラマ合成で行います。

これは、バッチ処理になります。画面に見えている画像は、ローレゾの配置調整用の画像で、画面で、画像がきれいに重なっていても、それは、合成画像ができたことを意味しません。

調整しても、画面で見る限りは、ギャップが残って見えましたが、パノラマ合成をした画像では、ギャップはありませんでした。つまり、2種類の解像度の画像があるということです。

写真4が、パンラマ合成画像です。解像度は、横幅1080ピクセルに、縮小しています。

Huginは手間が、かかりますが、合成の精度は高いようです。

水平線が、水平でない点は、気にはなりますが、やむを得ない点です。

  • Hugin - Panorama photo stitcher

http://hugin.sourceforge.net/

 

f:id:computer_philosopher:20211022221557j:plain

写真1

 

f:id:computer_philosopher:20211022221613j:plain

写真2

 

f:id:computer_philosopher:20211022221634j:plain

写真3

 

 

f:id:computer_philosopher:20211022221655j:plain

写真4

前の記事

darktableとETTRの設定(4) 2021/10/23

次の記事

ARTのバージョンアップ(1.10.1) 2021/10/23