Huginでパノラマ写真(1)

ZOZOBASEもそうでしたが、大きな建物は、換算24㎜の広角レンズでも、入り切れないことがあります。フイルム時代のシオリーであれば、超広角レンズを使えということになります。しかし、使用頻度のレンズを購入することは、できれば避けたいです。

コンデジスマホでは、パノラマモードがついていますが、画質は、様々です。

Olympusですと、E-M5 Mark IIIや、E-PL6などの中級から入門機にはパノラマがついていますが、E-M1 Mark IIにはパノラマはついていません。

なお、今回使用しているカメラは、E-M1 Mark IIです。

OLYMPUS Viewer 3 は、現在、廃番になり、後継のRAW現像ソフトは、Oylmpus workspaceです。このソフトには、自動パノラマ合成がついていますが、パノラマモードで撮影した写真しか処理できません。つまり、この機能は、E-M1 Mark IIで撮影した写真には使えません。

パノラマ専用モードを使わないで、パノラマ写真を作るには、一般には、4割程度、重複した画像を複数枚撮影しておき、それを使って合成します。

LightroomPhotoshopであれば、この機能がついています。パノラマ合成を頻繁に行うのであれば、購入して使うのが良いと思われます。

しかし、たまにしか使わないのであれば、できれば、freeでとなります。

フリーのパンラマ合成で、最強のソフトは、マイクロソフトのImage Composite Editor でした。2020年8月に Microsoft から SHA-1 を利用している署名済みコンテンツを Microsoft ダウンロードセンターから削除すると発表されたときに、 Image Composite Editor も削除対象となって、ダウンロードできなくなりました。つまり、現在は、使えません。

というわけで、高機能ではありませんが、今回は、古くからある、Higinを使ってみました。

写真1が、2枚の画像を読み込んだところです。

写真2が、移動して重ねたところです。

読み込んだ時のレンズの画角設定がずれていたため、画像はうまく重なりません。

写真3では、レンズの画角を24㎜の設定しなおして、画像を重ねたものです。

この場合には、画像のずれは、あまり、目立ちません。

細かい所を合わせると、それなりに、手間がかかりそうですが、大まかに、合わせるのであれば、Higinでも使えると思います。

 

 

  • E-M5 Mark III

[撮影シーン] 人物を撮る / 夜景を撮る / 動きのあるものを撮る / 風景を撮る / 室内で撮る / 近づいて撮る

[シーンモード] ポートレート / ビューティー / 風景&人物 / 夜景&人物 / キッズ / 夜景 / 手持ち夜景 / 打ち上げ花火 / 光跡撮影 / スポーツ / 流し撮り / 風景 / 夕日 / ビーチ&スノー / HDR逆光補正 / パノラマ / キャンドルライト / 静音撮影 / マクロ / ネイチャーマクロ / 文章 / マルチフォーカス撮影

  • E-PL6

パンノラマ有り (画像管理・編集ソフトト OLYMPUS Viewer 3 によりパソコン上で10コマまで合成可能)

 

  • Image Composite Editor

https://www.microsoft.com/en-us/research/product/computational-photography-applications/image-composite-editor/

  • Hugin - Panorama photo stitcher

http://hugin.sourceforge.net/

 

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写真1 Hugin

 

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写真2 Hugin

 

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写真3 Hugin