横浜市長選挙の結果

横浜市長選挙の結果は、投票箱が閉まった午後8時(開票率0%)に当選確実がでました。これは、「ゼロ打ち」、「ゼロ票当打ち」、「ゼロ当」などと呼ばれます。当確のデータは、出口調査に基づくようですが、当確候補とその他の候補の間に、大差がついたときにのみ、行われる予測で、該当する場合は、少ないようです。次点の得票率は、前国家公安委員長小此木八郎氏または、現職の林文子氏とおもわれます。

なお、8人が立候補したため、各候補の得票率が法定得票にあたる25%に達しない場合の再選挙を予想する人もいましたが、これだけ差がつくと、山中氏の得票率は25%を大きく上回るので、再選挙はないでしょう。

横浜は、菅氏のおひざ元で、小此木八郎氏に、菅氏がテコ入れしたと伝えられています。事前の調査で、小此木八郎氏の劣勢が伝えられていましたが、ここまで、差がつくとは、予想されていなかったと思われます。

横浜市長選は、自民党の総裁選、衆議院選挙の踏み絵と考えられていたので、これから動きがでるでしょう。

 

このブログでは、コロナウイルスのデータは、東京都を中心にみています。東京都以外にも、都道府県単位のデータは、ときどきチェックしていますが、市町村単位のデータはみていません。

折角の機会なので、横浜市のデータをチェックしてみました。

神奈川県の感染者の半分近くが、横浜市に住んでいるので、データの特性は、神奈川県と同じです。

病床使用率のデータは、神奈川県だけで、横浜市のものはありません。

最近(8月19日)の値は、80.02%です。

陽性率は、両方ありますが、最近(8月18日)の値は、同じ35%です。

最近(8月21日)の10万人当たりの感染者数は、横浜市が、24.83人で、神奈川県が25.81人です。

感染者数と陽性率の増加が止まる傾向がみられません。

東京都の感染者数は、ここ1週間は足踏み状態で、増加していませんので、それより、見通しは、暗いです。

感染者数と自宅療養者の拡大が、選挙に影響したと思われます。特に、山中氏は「コロナ専門家」として選挙に臨んだことの効果があったと思われます。

 

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