みずほの村市場 蕎舎(そばや)の水車~つくば市とその周辺の風景写真案内(318)

みずほの村市場 蕎舎(そばや)の水車

蕎舎(そばや)は、みずほの村市場の中にある、あるいは、隣接している食堂で、水車が併設されています。検索したところつくば市内には、この蕎舎の他にももう1箇所水車があるのですが、そちらは、現在は、故障中で、動いていないようです。

みずほの村市場

みずほの村市場は、社長の長谷川久夫氏とともに、テレビにも何度もでているので、ご存じの方も多いと思います。農産物直売所としては、成功した事例として紹介されています。野菜の質は悪くはないと思います。つくば市内に住んでいる人間としては、近くのスーパーにも産直野菜を売っていますから、生産者を選べは、十分に質の高い野菜が手に入ります。なので、時間をかけて、みずほの村市場にいって、より価格の高い野菜を買うことはあまりありません。例えば、このブログの料理の実験で扱っているAさんのサツマイモは、非常に、品質が良いです。もちろん、スーパーの産直野菜には、品質の良くないものもありますが、目利きになれば、問題ありません。ただし、最初から目利きであるわけではなく、料理の実験で扱っているように、失敗から学んで目利きになります。ですから、みずほの村市場の野菜が高いのは目利きの料金だと思います。

注意しなければならない点は、情報のバイアスです。みずほの村市場は、1990年につくば市に開店します。現在は、開店後、30年を超えています。その間に、成功した農家の話が広まっています。 2000年4月にみずほの村市場浦安店が、2010年10月に、フランチャイズ・支店として、みずほの村市場牛久店が、開店します。2016年12月に、みずほの村市場浦安店は閉店します。おそらく、表には出ませんが、うまくいかないこともあると思われます。

蕎舎(そばや)

蕎舎の建物は、筑西市(旧明野町)の約160年前に建てられた農家住宅を、移築しています。

「1階:[土間] 14席 [座敷] 50席 2階:[座敷] 24席」で総定員は、88席です。

水車は、隣接する水車小屋についていて、蕎麦ではなく、米を製粉しています。

写真1は、蕎舎の外観で、2階建てなので非常に大きな古民家です。水車は左端にあります。

写真2は、水車小屋と水車で、上の樋から、水車に水が注がれています。

写真3は、水車小屋と水車の拡大写真です。このアングルでは樋はみえません。

こうして、写真を撮ってみると、水車の構造がわかるように、水車小屋と水車を撮影することはできませんでした。景観面で考えれば、古民家と水車小屋の配置をもう少し配慮してほしかったです。水車自体はサイズが大きく、立派なものなので、余計に惜しまれます。

 

  • 農家に自立の機会を与える農産物直売所 みずほの村市場(茨城県つくば市

https://agri-biz.jp/item/detail/4618

  • ようこそ手打そば 蕎舎(そばや)へ

http://www.mizuhonomuraichiba.com/sobaya/index.htm

 

f:id:computer_philosopher:20210214170247j:plain

写真1 みずほの村市場 蕎舎(そばや)

 

 

f:id:computer_philosopher:20210214170311j:plain

写真2 みずほの村市場 蕎舎(そばや)

 

 

f:id:computer_philosopher:20210214170332j:plain

写真3 みずほの村市場 蕎舎(そばや)