名栗湖(有間ダム)(埼玉県飯能市)
ダム便覧によると次の特徴があります。
トンネル式洪水吐きを採用:自然越流式の洪水吐があり、ゲートを設けない構造。洪水吐導流部は地形の制約から、トンネル式を採用。越流した水はトンネルを通って下流に放流される。NATM工法で施工されており、NATM工法で施工されたものとしては日本最初のトンネル式洪水吐。
なので、トンネル式洪水吐きは一見の価値があるのですが、これは、堤体から離れた位置にあり、飯能市内からくると、堤体の上の道路をわたって、突き当りを右にまわった山の裏側にあるようです。不勉強で、見落としてしまったので、写真はありません。また、このダムは、ダムカードを配布するダムだったようです。これも不勉強で、集めていません。
写真1と写真2は、ダム湖の様子です。写真2にレストランの看板が見えますが、レストランの隣がダム管理事務所です。
写真3は、ダムの堤体で、この突き当りを右に進むと、トンネル式洪水吐きが見えたのでした。
写真4は、道路工事の様子です。実は、この場所(土砂崩れ箇所(1))のほかに、もう1箇所、土砂崩れ箇所(2)が、ダムの管理事務所の先にあり、管理事務所から先にはいけません。
この点について、2021年1月時点で、管理事務所のHPに次のように書かれています。
有間ダム周辺道路の交通規制状況
令和元年10月12日(土曜日)の台風19号により、有間ダムに通じる市道の法面(2箇所)が崩落し、全面(車両及び歩行者)通行止めの状況となっていましたが、令和元年11月14日(木曜日)に土砂崩れ箇所(1)については通行止めが解除され、片側交互通行となっています。
また、ダム管理所前の土砂崩れ箇所(2)は復旧作業中です。ダム管理所までは来られますが、その先の名栗カヌー工房までの間は通行止めとなります。
名栗カヌー工房をご利用される方は、堤体(大型車通行不ごたい可)を渡って右岸側の道路をご利用ください。
ということで、2年以上通行止めになっているようです。
写真撮影前に、予習が大切だったと反省しています。
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有間ダムお知らせ
https://www.pref.saitama.lg.jp/b1005/hannokendo-damu-arima-osirase.html
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有間ダム ダム便覧
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranA/All.cgi?db4=0640