牛久シャトー(牛久市)(2)
今回は、旧貯蔵庫と旧醸造室の内装を紹介します。とはいえ、かなり改装されていますので、その部分の評価が難しいところと思われます。
写真1は旧貯蔵庫で、レストランの受付(待合場所)になっています。右のレンガの壁が、建設当初のものと思われます。これ対して、正面と左の壁は、明らかに最近のレンガです。このあたりが、もう少し、雰囲気を合わせられなかったのか、気になります。
写真2は旧醸造室の1階でワイン樽がおかれています。天井の梁が木の部分と鉄の部分があります。
写真3は、旧醸造室の2階で、資料館になっています。天井の梁は最近のもののようにみえます。レンガも、写真1の右壁とは違って、新しい印象を受けます。
写真4は、旧醸造室の地下1階で、レンガなどは、当初のままではないかとおもいます。写真4が実際に見た目に近いのですが、最近のデジカメは、暗所でもそれなりに写るので、露光をあげた写真が写真5です。ノイズはのっていますが、地下室の様子が手に取るようにわかります。昼間から、これだけ暗い観光名所はあまり例がないので、地下室は、かなり強い印象を与えます。一方では特段の解説もありません。照明も、建設当時は、ほとんどなかったはずです。せめて、照明を蛍光灯ではなく、オレンジ色のLEDをつかって、ろうそくの雰囲気を出すなどすれば、観光価値が増すと思いました。見学料は無料なのですが、多少お金をとっても、もう少し、建設当時の雰囲気を復元してもよいのではないでしょうか。