シャトー通り(牛久市)
シャトー通りのシャトーは、ワイン醸造場の牛久シャトーのことです。
牛久シャトーの正面ゲートのある通りは、ぶどう通りです。
「市内の道路に愛称がつきました」から引用した図を写真1にのせています。シャトー通りは、牛久駅東口から、牛久市役所に通じる曲がった遊歩道です。
シャトー通りは、1990(平成2)年に、写真2の「手づくり郷土賞(国土交通大臣表彰)」を受賞しています。
「手づくり郷土(ふるさと)賞とは?」のWEBを見ると次のよううに説明されています。
「手づくり郷土賞」は、地域活動によって地域の魅力や個性を生み出している良質な社会資本とそれに関わった団体のご努力を表彰するものです。また、これらの好事例を広く紹介することで、各地で個性的で魅力ある郷土づくりに向けた取組が一層推進されることを目指しています。 「手づくり郷土賞」は昭和61年度に創設され、令和3年度で36回目の開催となる国土交通大臣表彰です。
しかし、この説明は、変です。
goo国語辞典(手作り)は次のようになっています。
「機械を使わないで、手で作ること。店で買わないで、自分の手で作ること」
シャトー通りは、人力で建設されていませんので、「手づくり郷土賞」の日本語の用法は、おかしいです。
少なくとも筆者には、違和感があります。
さて、撮影したシャトー通りは、牛久駅に近い部分です。シャトー通りは、全長907mありますが、駅から240m、4分の1くらいです。この先には、こどもをテーマにしたブロンズ像が9体あります。
写真3が、歩道橋の部分です。
写真4が、歩道橋の上にあるゲルト・クナッパー 作の日時計です。
写真5が、歩道橋の下の部分です。
「手づくり郷土賞」の受賞理由は、「遊歩道」+「ガス灯をイメージした街灯48基」+「日時計」+「ブロンズ像9体」です。
しかし、「ガス灯をイメージした街灯48基」は、残っていません。
「手づくり郷土賞 シャトー通り 茨城県 牛久市」に、受賞当時の写真3のアングルの画像が見えますが、そこにみられた街灯は、盗難または、破壊されたためか現存していません。
- 市内の道路に愛称がつきました 牛久市
https://www.city.ushiku.lg.jp/kouhoushi/2003_04_15/06aisho.htm
- ゲルト・クナッパー wiki
- 手づくり郷土賞とは?
https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/region/tedukuri/what_furusato/what_furusato.html
- Part5(平成2年度) 手作り郷土賞
https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/region/tedukuri/list/1_9list/h2.html
https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/region/tedukuri/pdf/Part5_h2/5-63.pdf