鞆の浦(広島)~つくば市とその周辺の風景写真案内(197)

鞆の浦(広島)

 

鞆の浦はポニョの舞台になった町としてしられています。瀬戸内海航行の拠点です。「山紫水明」という言葉は、てっきりどこかの山の中のことかと思っていましたが、一説によれば、鞆の浦の海の風景をさすようです(注1)。中部地方では、山は1000m以上、岡は1000m未満と思っている人の割合が高いですが、中国地方のように、高い山がないところでは、ちょっとした島も山に見えるようです。つくば市でも古くからいる人は、平地の雑木林を山と呼んだりします。

写真1は港の灯台です。ポニョがすぐそこから出てくるイメージではありません。九份にくらべると、この辺りが弱いのかなとも思います。

注1:これはガイドさんがいっていたのですが、頼山陽は京都に「山紫水明處」という書斎をもっていたので、ちょっと怪しいです。九份につづいて、ガイドさんの話は割引く必要がありそうです。

 

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写真1 鞆の浦(広島)