G'MICは、イメージフィルター群です。フィルムシミュレーションや3DLUTも含まれています。
もとは、コマンドラインで動く、変換フィルターだったのですが、現在は、Krita,GIMPなどの画像処理ソフトのプラグインとしても提供されています。Kirtaの場合には、デフォルトで組み込まれていますので、そのまま使えます。
KirtaはRAWファイルは読めませんので、カメラでJpegを作っておくか、darktableでRAWからJpegフィアイルを作っておく必要があります。準備は、これだけです。
写真1はキャノンの現像ソフトで、RAWを現像したものです。
写真2は、darktableでRAWを現像したものです。縦の線をそろえてあります。縦の線をそろえると、右のポールを除くか、風見鶏を除くか、どちらかにトリミングする必要があります。ここでは、風見鶏を残しています。キャノンの現像ソフトで、縦の線をそろえる機能は、見つかりませんでした。ニコン、オリンパスの現像ソフトには縦の線をそろえる機能がありますが、darktableと比べると見劣りします。
写真2で既に、絵画っぽい感じになっています。
写真3はG'MICのポップシャドウを使いました。
写真4はG'MICのポスタリゼーションを使いました。
写真5はG'MICのブーストクロマシティを使いました。
いずれも、パラメータはデフォルトで変えていません。