4日の政府の非常事態宣言の延長の条件が不明なので、いつ解除になるか(政府がいつ解除するのか)はその判断基準の推定から分析する必要があります。
なお、政府は、Google Reportのデータを見ていませんが、NTTドコモとソフトバンクのデータはデジタルでは公開されていませんし、PDFイメージでの公開部分も限定されています。
東京都のの推移
図1は、感染者数経路と経路不明感染者数をプロットしています。
図2は行動制限のデータの比較です。すべて、7日移動平均(ma7)をかけてあります。
Googleからは、transitとretailのデータをとりました。NTTは新宿駅のデータ(4月の先頭は渋谷駅で代替)、そのほかに、ソフトバンクの新宿駅、東京駅、吉祥寺駅のデータを載せました。
GoogleとNTTのデータの波形は似てますが、retailで15%、transitで13%くらいの差があります。
ソフトバンクのデータは、地点で値に差がありまが、波形はにています。しかし、データ期間が短いので、よくわかりません。
NTTの新宿駅のデータと、ソフトバンクの新宿駅のデータはほぼ重なりますが、5%くらいずれているとこともあります。
NTTの新宿駅のデータとソフトバンクの東京駅のデータはかさなりません。東京駅の方が常に小さくなります。
まとめ
Googleに比べると、ケータイ2社のデータは行動制限を大きく見積もります。
Googleのデータは最新部分がないのですが、ソフトバンクの吉祥寺のデータがこれに近いです。
図3は東京都の感染者数の推移です。いつも更新しているグラフですが、次の点を変更しました。
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データの一部に、日付軸が1,2日ずれているミスがあったので、訂正しました。この訂正で、グラフは見やすくなりました。トレンドの傾向には変化はないので、今までの分析は引き続き使えます。
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Googleデータは5月4日のレポートまで更新しました。しかし、その先はないので、参考までに、吉祥寺駅のデータを追加しました。
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経路不明感染者数の移動平均のグラフを追加しました。
感染差は、4月10日から減っています。ただし、行動制限の値は5月に入ると増加が止まっています。感染者数は、減っているようにも、見えますが、4月25日くらいまでの勢いはありません。
神奈川県の推移
図5は神奈川県の感染者数の推移です。やはり、4月10日前後をピークに減っています。
東京都同じように5月に入って減少傾向に陰りが見られます。
千葉県の推移
図6は千葉県の感染者数の推移です。やはり、4月13日をピークに減っています。
図7は大阪府の感染者数の推移です。やはり、4月17日をピークに減っています。
北海道の推移
図8は北海道の感染者数の推移です。
5月1日頃をピークに減少に転じると思われます。
ピークが減少する行動制限率は、他の事例では-30%くらいが多いのですが、ここでは、-35から-40%とより大きくなっています。この差の要因にはmigrationが考えられます。