河津桜を見てきました(2)~地域振興のためのスマホ写真活用(20)

トリミング

河津桜の続きです。

今回の写真はスマホを使っています。

サンプル1は、前回の「河津桜、菜の花、筑波山」の3点セットのフレームに入れた場所の河津桜と菜の花です。ここでは、筑波山がないので2点セットになります。

右端の菜の花の上に写っているカメラが、前回申しあげた、鳥撮りのカメラマンさんのカメラです。右端の河津桜は薄いので、この部分はトリミングして外すべきすが、ここでは、説明のためにあえて残しています。

 

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サンプル1


 

サンプル2は、「河津桜筑波山」の2点セットです。右側と下側を若干トリミングしました。

 

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サンプル2


 

darktableのか「トリミングと回転」モジュールでは、トリミング用の補助線を表示することができます。サンプル3はサブメニューは「ガイド」でそこで「三分割法」を選択しました。筑波山の頂上が3分割の交点に来るようにトリミングしました。サンプル2をここまでトリミングすると、広角の広がった感じはしなくなります。

今まで、写真は風景を広角で撮影することが多く、広がった感じが好みです。サンプル3になると、ほぼ標準画角になっていると思われます。トリミングは、構図だけでなく、画角も変えるので、その点の評価が難しいと思います。

サンプル2とサンプル3では、どちらが好ましいでしょうか。何回も見比べているうちに、画角は好みではないのですが、サンプル3のわかりやすさに分があるような気がしてきました。

フィルム時代のカメラは、標準50mm単焦点が基本で、その後、標準ズームが28㎜から70㎜くらいのレンジで出てきました。スマホのカメラは、最初は、パンフォーカスを狙っていたので、広角の単焦点が多かったです。その後、レンズ交換式の標準ズームや、コンデジのズームは広角が28mm始まりが、24mm始まりにシフトしています。50㎜は写したい対象しか入りませんが、24㎜では、取りあえず、そのあたりが写る(場面の雰囲気を切り取れる)便利さがあります。現在のレンズ交換式カメラで、標準キットズームレンズが28mm始まりであるメーカーは少ないです。オリンパスは、キットレンズを24mmに変更していない数少ないメーカーです。

 

 

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サンプル3