canonのHPでは、日中シンクロとハイスピードシンクロを使い分けています。
P330の例で述べましたように、この辺の用語の使用法は、ほとんどめちゃくちゃになっていますので
注意が必要です。
canon speed light 90EXについて
既に述べたように、Kiss Mで内部ストロボを強制発光にして、シャッター速度優先で、撮影すると、1/200sec以上のシャッター速度には設定できなくなります。そこで、外付け(クリッポオン)ストロボの検討になるのですが、基本的に、ストロボは使わない主義なので、まともなストロボはもっていません。しかし、Mシリーズのおまけについてきたストロボ90EXが手元にあります。これは、充電器よりちいさく、おもちゃみたいなストロボです。
CanonのHPには、型番にEXがついているストロボは、ハイスピードシンクができると書いてありますので、ネットでみるとCanonのEX付のストロボは、ハイスピードシンクできると理解されている方が多いようです。
https://cweb.canon.jp/camera/flashwork/ettl2/high/
しかしながら、90EXのマニュアルにはハイスピードシンクに関する記述はありません。
実際に、Kiss Mにつけて使用してみました。その結果、シャッター速度は、たとえば、1/1000secにしても、強制的に1/200secに変更されてしまいます。したがって、ハイスピードシンクロのテストは今のところできていません。
これは、おそらく、90EXがハイスピードシンクロに対応していないためと思われます。
手元にあるストロボで唯一まともな機種は、NIKONのSB900で、これは、ハイスピードシンクロに対応しているとおもいますが、カメラが、D5300なので、ハイスピードシンクロ対応ではありません。
NIKONについては、入門機は、ハイスピードシンクロには、対応していないようです。
前にも述べましたよに、D5300に16-80mmのレンズで、体力的にオーバーになったので、より重い機材に変更することは避けたいのです。
ネットでみると、NIKONと違ってCanonのカメラは、基本的には、全てハイスピードシンクに対応していると書いている人もいます。
これがただしければ、ストロボを追加することも検討したいと思いますが、90EXでつまずいたので、もう少し、カメラのハイスピードシンクロを確認する必要があるでしょう。
また、最近では、複数カメラメーカーに対応したサイドパーティのストロボもあるようなので、純正にこだわる必要もないかもしれません。
スマホで撮れない写真が撮れるという点では、レンズ交換式カメラは、ハイスピードシンクロできることが、セールスポイントになるように思われるのですが、カメラメーカーはそうは考えていないようです。
失敗例
ちなみに、90EXは、PL-6にもつけて、発光させることはできます。ただし、光量の調整は一切ききません。
ただし、ひたすら発光してくれますので、フォーカスプレーンで、早いシャッター速度で、普通に、ストロボを発光させた場合の現象をみることができます。