EF-M用のSigma16mm1.4 DC DNを買いました(その8)

ハイスピードシンクロの続きです。

canonのHPでは、日中シンクロとハイスピードシンクロを使い分けています。

P330の例で述べましたように、この辺の用語の使用法は、ほとんどめちゃくちゃになっていますので

注意が必要です。

canon speed light 90EXについて

既に述べたように、Kiss Mで内部ストロボを強制発光にして、シャッター速度優先で、撮影すると、1/200sec以上のシャッター速度には設定できなくなります。そこで、外付け(クリッポオン)ストロボの検討になるのですが、基本的に、ストロボは使わない主義なので、まともなストロボはもっていません。しかし、Mシリーズのおまけについてきたストロボ90EXが手元にあります。これは、充電器よりちいさく、おもちゃみたいなストロボです。

CanonのHPには、型番にEXがついているストロボは、ハイスピードシンクができると書いてありますので、ネットでみるとCanonのEX付のストロボは、ハイスピードシンクできると理解されている方が多いようです。

https://cweb.canon.jp/camera/flashwork/ettl2/high/

しかしながら、90EXのマニュアルにはハイスピードシンクに関する記述はありません。

実際に、Kiss Mにつけて使用してみました。その結果、シャッター速度は、たとえば、1/1000secにしても、強制的に1/200secに変更されてしまいます。したがって、ハイスピードシンクロのテストは今のところできていません。

これは、おそらく、90EXがハイスピードシンクロに対応していないためと思われます。

手元にあるストロボで唯一まともな機種は、NIKONのSB900で、これは、ハイスピードシンクロに対応しているとおもいますが、カメラが、D5300なので、ハイスピードシンクロ対応ではありません。

NIKONについては、入門機は、ハイスピードシンクロには、対応していないようです。

前にも述べましたよに、D5300に16-80mmのレンズで、体力的にオーバーになったので、より重い機材に変更することは避けたいのです。

ネットでみると、NIKONと違ってCanonのカメラは、基本的には、全てハイスピードシンクに対応していると書いている人もいます。

これがただしければ、ストロボを追加することも検討したいと思いますが、90EXでつまずいたので、もう少し、カメラのハイスピードシンクロを確認する必要があるでしょう。

また、最近では、複数カメラメーカーに対応したサイドパーティのストロボもあるようなので、純正にこだわる必要もないかもしれません。

スマホで撮れない写真が撮れるという点では、レンズ交換式カメラは、ハイスピードシンクロできることが、セールスポイントになるように思われるのですが、カメラメーカーはそうは考えていないようです。

失敗例

ちなみに、90EXは、PL-6にもつけて、発光させることはできます。ただし、光量の調整は一切ききません。

ただし、ひたすら発光してくれますので、フォーカスプレーンで、早いシャッター速度で、普通に、ストロボを発光させた場合の現象をみることができます。

 

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失敗例


写真は1/1000secで部屋のカーテンを写したものです。発光量が調整できないので、露出は。過大です。上半分が黒くなっているのは、この部分のセンサーが幕でおおわれているときに、ストロボが発光しているためです。教科書に書いてある通りの現象が発生しています。