アメリカ大統領選挙と戦争(ウクライナとパレスチナ)で大きな変化が生じています。記事を並べて、考察します。記事は、筆者の一部引用で、表現は原文のままです。
1)ウクライナ情勢
最初は、ウクライナ情勢です、
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ウクライナのゼレンスキー大統領は16日、最高会議(議会)で、対ロシア戦争の「勝利計画」について演説し、計画に今すぐ着手すれば、2025年中に戦争終結が可能だと主張した。計画の成否は「支援国にかかっている。世界の支援がなければ、われわれは敗北する」と強調した。ただ既に計画を示された欧米からは冷淡な反応が出ており、不透明感が強まっている。計画内容の公表は初めて。
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<< 引用文献
25年中に対ロシア戦争終結可能 ゼレンスキー氏議会演説 2024/10/16 KYODO
https://news.yahoo.co.jp/articles/a29a84d92d043c948846e5ec9d3e720421f855e5
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北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長は16日、ウクライナのゼレンスキー大統領が公表した対ロシア戦争の「勝利計画」について、「強力なシグナル」としながらも、現状では全面的に支持できないとの考えを示した。
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<< 引用文献
ウクライナ「勝利計画」、全面支持できず=NATO事務総長 2024/10/17 ロイター
https://news.yahoo.co.jp/articles/755c0a8a5ed0e7550992a7f28bff8441ebf22f8d
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北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長は17日、ロシアの侵攻を受けるウクライナが目指すNATO加盟について「ウクライナをNATOにこれまで以上に近づける」と述べ、実現への決意を表明した。
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<< 引用文献
ウクライナ加盟実現へ決意 NATOのルッテ事務総長 2024/10/18 KYODO
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e3955f35b8bfdb62e763795f9a925aa7ea30ed9
バイデン米大統領は16日、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談を行い、安全保障支援の増強について協議した。また、4億2500万ドルの新たな軍事支援の提供を表明した。
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<< 引用文献
米、新たなウクライナ軍事支援発表 4.25億ドル 首脳が電話会談 2024/10/17 ロイター
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed0f0c199b8b89703cfbf20cc10196a51007f9bc
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ドイツを訪問中のバイデン米大統領は18日、ベルリンでショルツ独首相と会談し、ウクライナや中東情勢について協議した。共同記者会見でバイデン氏は「厳しい冬に直面するウクライナに対し、我々は支援を続けなければならない」と述べ、引き続き結束してロシアに対抗する決意を語った。バイデン氏は、たとえ代償が大きくても「侵略が横行し、大国が小国を攻撃する世界」を許してはならないと強調した。
ウクライナのゼレンスキー大統領は既に「対露勝利計画」を米欧側に説明し、射程250キロに及ぶ英国の巡航ミサイル「ストームシャドー」をロシア領への攻撃に使用したい考えを伝えた。だが核兵器大国ロシアとの対立が極度に高まる事態を懸念し、米欧側は使用に難色を示している。
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<< 引用文献
バイデン氏、独で「ウクライナ支援継続」を確認 任期中最後の訪欧 2024/10/18 毎日新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/a9ed490de8e4330618526f8c36724d47b30c069d
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韓国の情報機関、国家情報院は18日、北朝鮮がロシア極東地域に特殊部隊1500人を派遣し軍事基地で訓練しているとし、ウクライナでの戦闘に投入される可能性が高いと発表した。
ウクライナ戦線で回収した武器残骸に基づくと、北朝鮮は昨年8月以降、1万3000以上のコンテナで砲弾、弾道ミサイル、対戦車ロケットをロシアに輸送、合計で800万発以上になると指摘。「外国メディアが報じてきたロシアと北朝鮮の直接的な軍事協力が公式に確認された」としている、
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<< 引用文献
北朝鮮がロシアに派兵、ウクライナ戦線投入へ 韓国情報機関が確認
2024/10/18 ロイター Ju-min Park, Jack Kim
https://jp.reuters.com/world/ukraine/IY5FYHXEKFOJPJG5HNJT3SOIHQ-2024-10-18/
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ゼレンスキー大統領は、賭けに出ています。ウクライナの戦争継続は困難になり、2024年中には、終結の方法が見えるか、クーデタなどリスクがおこるかの何れかになっているように見えます。
NATOとアメリカは、戦争拡大の「勝利計画」には、賛同していません。
NATO諸国には、経済的メリットはなく、援助疲れと極右政党の台頭が起きています。
NATOが、「勝利計画」を支持することはありえません。
バイデン大統領は、ウクライナ戦争を仕掛けた側にいるので、ウクライナ支持の姿勢を崩すことはありませんが、アメリカ国内での援助支持は減っています。
バイデン大統領は、2021年のアメリカ軍のアフガニスタン撤退を強行しました。
これはアメリカは無理な撤退をしないという常識をくつがえす行動でした。
ウクライナでも、同じリスクがあります。
2)パレスチナ情勢
次は、パレスチナ情勢です。
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米政府は13日、イスラエルの防空能力を強化するため、米軍の地上配備型ミサイル迎撃システム(THAAD)をイスラエルに配備し、米兵士も派遣すると発表した。イランによるミサイル攻撃を受けた対応。
イランは1日、イスラエルに向けて180発以上のミサイルを発射。イスラエルはイランへの報復を検討している。
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<< 引用文献
米、イスラエルに迎撃システムTHAAD配備 兵士も派遣 2024/10/14 ロイター Phil Stewart, Jasper Ward
https://jp.reuters.com/world/us/KLV4FA5ABNPN7AMCYSMHEMOGGU-2024-10-14/
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イスラエル軍がハマスの最高指導者シンワル氏を殺害する直前の様子だとする映像を公開しました。アメリカのバイデン大統領は「戦争を終わらせる時だ」と呼び掛けています。
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<< 引用文献
バイデン大統領「戦争を終わらせる時だ」 ハマス最高指導者殺害を受け 2024/10/18 AMEBA
https://news.yahoo.co.jp/articles/602c9946889b428b7333ef89eb016b937ffaa4c1
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アメリカのハリス副大統領は、イスラム組織「ハマス」の最高指導者・シンワル氏が死亡したことについて、「正義が果たされ、世界はより良くなった」と話しました。
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<< 引用文献
「正義が果たされ、世界はより良くなった」ハリス副大統領 ハマス最高指導者死亡受け 2024/10/18 TBS
https://news.yahoo.co.jp/articles/9d28cd8b148b4484df33aafdb6ec0971778d1c56
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イスラエルのミサイルが、減ってきたので、アメリカは、イスラエルに全面的に肩入れしています。ユダヤ系人が、政財界でおおきな力を持っているので、ある意味では当然の反応ですが、有権者の支持を得られるとは限りません。
バイデン大統領「戦争を終わらせる時だ」 、ハリス副大統領は、「正義が果たされ、世界はより良くなった」と言いますが、アラブ諸国が納得するとは思えません。戦争は当面続き、戦線は拡大しているように見えます。
軍隊のレベルで考えれば、イスラエルの圧勝になりますが、イスラエルは、パレスチナとヨルダンの人の生活のビジョンを提示していません。
EUは、難民を受け入れすぎて、収拾がつかなくなっています。
トランプ前大統領は、移民が「ペットを食べる」と再び主張しています。.
移民が「ペット食べた」事実があるかという点では、これはトンデモ発言ですが、「移民を受け入れすぎると、収拾がつかなくなる」というもやもやした感情には、よく訴えます。
移民が「ペット食べない」としても、移民によって、所得が減ったと感じている貧困層はいます。
EUでは、極右政党が伸びました。貧困層の問題意識は、「移民がいなかった場合」と「移民がいる場合」を比べて、前者の方が、所得が高かったのではないかという疑問に答える必要があります。
3)ハリス副大統領のテレビ・インタビュー
ハリス副大統領が、5日にCBSと、16日にFOXテレビとインタビューに応じています。
有権者は、FOXテレビのインタビューが、どのように評価したのかが、問題です。
CBSのインタビューから引用します。
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米国のCBSテレビのインタビューで、カマラ・ハリス副大統領が意味不明なことを言った部分が分かりやすい発言に差し替えられて放送され、トランプ陣営から選挙干渉と批判を招いている。
ハリス副大統領は、CBSテレビとビデオ収録で単独インタビューを行い、ビル・ウィタカー記者の質問を受けた。この映像は、まず6日夜の報道番組「フェイス・ザ・ネーション」で放映されたが、米国の対イスラエル政策をめぐる副大統領の発言が意味不明だという指摘が相次いだ。
このやりとりが放映されると、X(旧ツイッター)などSNSに投稿が殺到した。
「誰か、頼むからこの彼女の発言を翻訳してくれないか」
「彼女は英語を喋っていたが、それでも通訳してもらわないと分からない」
「カマラの答えは“言葉のサラダ”ばかりだ」
言葉のサラダ(word salad)とは「文法的には正しくても意味が支離滅裂な文章」のことを言う。直裁に言えば「言語明晰意味不明」ということで、かねてハリス副大統領はこの「言葉のサラダ」の使い手として知られていた。
ところが翌7日、このインタビューがCBSの別の報道番組「60ミニッツ」で再び放映されると「サラダ」の部分が全く異なったやり取りと差し替えられていた。
映像の背景やウィタカー記者の質問も全く同じで、副大統領の喋りだけが入れ替わっていたのだ。
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<< 引用文献
ハリス氏の“意味不明発言”をCBSが“差し替え” インタビューに応じるも逆効果に?「まさにフェイクニュース!」トランプ氏猛反発 2024/10/15 FNN
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b4605b3a59f1e4e0585af4699d8603b0dfa677e
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ハリス副大統領は、インタビューするとボロがでるという噂は半分は本当であったようです。
次が問題の、FXOテレビのインタビューで、ソースより、評価がことなるので、複数のソースの報道を並べます。
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米大統領選の民主党候補ハリス副大統領は16日、FOXニュースとのインタビューで、メキシコ国境での不法移民問題へのバイデン政権の対応や、トランスジェンダーの権利を巡る自身の立場について、批判をかわした。
ハリス氏はバイデン大統領との関係について、「私の政権が誕生すればバイデン政権の継続ではない点を明確にしておきたい。新たな大統領の就任時は常にそうだが、私は自分の人生における経験・職業上の経験、新たなアイデアをもって臨む」と語った。
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<< 引用文献
ハリス氏、自分の政権はバイデン政権の続きでない-FOXインタビュー 2024/10/17 Bloomberg
https://news.yahoo.co.jp/articles/7344c8bc86d45abe23836481226e3f06131e86d6
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米民主党の大統領候補であるカマラ・ハリス副大統領は10月16日、保守系のFOXテレビの単独インタビューに初めて応じ、「私の政権は、バイデンの政権の継続ではない」と語った。彼女は、司会者との緊迫したやりとりの中で、自身の副大統領としての実績を擁護した。このインタビューは、接戦が続く選挙戦の中で行われた。
約30分間に及んだインタビューの中で、司会者のブレット・バイアーはハリスに「当選した場合にバイデン大統領とは何か違うことをするか」と質問した。彼女は、自身がワシントンD.C.でキャリアの大半を過ごしていないことを認め、共和党員やビジネスリーダーの意見を求める意向を示した。
その後、バイデン大統領の「精神的な敏捷性の低下」に気づいたかどうかを尋ねられたハリスは、大統領の実績を擁護しながらも、「ジョー・バイデンは候補者ではありません。しかし、ドナルド・トランプは候補者です」と返答し、話の焦点をトランプに当てようとした。
この日のインタビューはまず、移民問題についての議論からスタートしたが、ハリスは、バイデン政権の政策を批判することは避け、トランプ前大統領が超党派の国境法案を阻止しようとしたことに話を移そうとした。
ハリスは、2019年のABCニュースの『ザ・ビュー』で「国境を越えた不法移民を犯罪者として扱わない方針に賛成です」と発言していたが、今回は「国境を越える行為の非犯罪化を支持しない」と述べ、以前の立場を覆した。
インタビューは2人の激しい応酬が続き、ある時にはハリスが「今、質問に答えている最中です」と主張する場面もあった。
ハリスのFOXテレビでのインタビューは、彼女があまりインタビューを受けていないとする共和党からの批判の後に行われた。彼女はこれまで『ザ・ハワード・スターン・ショー』や『ザ・ビュー』、『ザ・ブレックファスト・クラブ』など、彼女に同情的なメディアでインタビューを受けてきたが、今回は保守系メディアのFOXでの初の正式なインタビューとなった。
ハリスのスポークスマンのイアン・サムズは、FOXニュースの高い視聴率と、まだ投票先を決めていない有権者が多いことを理由に、このインタビューがハリスに有利に働くはずだと語った。彼はまた、FOXの視聴者がしばしば「でたらめな情報」を与えられているとし、このインタビューがハリスにとってそうした視聴者に直接語りかける機会になると主張した。
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<< 引用文献
ハリス副大統領が保守系「FOXテレビ」に初出演、司会者と激しい応酬に 2024/10/17 Forbs
https://news.yahoo.co.jp/articles/8399e87e1b75eb5818acaf43b8355179ed1098ca
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保守層の視聴者が多い「敵陣」のテレビ局に乗り込んで、共和党の反トランプ派の取り込みを狙ったが、聞き手であるキャスターの質問はハリス氏に不利な論点である移民政策に集中。ハリス氏が質問に正面から答えないため、キャスターが答弁を遮って再質問しようとする場面が目立ち、ちぐはぐな印象を残した。
最近のテレビ出演時に、過去3年半を振り返ってバイデン大統領と政策判断が異なったことが「思い浮かばない」と答えたことについては、「はっきりさせておく。私の政権はバイデン政権の継続ではない」と強調。自身の人生経験を政権運営に生かすとした。
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<< 引用文献
ハリス氏、「敵陣」のインタビューに苦戦 質問はぐらかす場面多く 2024/10/17 毎日新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/389037a232be1b9a19cecd34138a583e3bb15803
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この日のインタビューの注目ポイント4点を紹介する。
1:謝罪要求
インタビューは移民問題から始まった。司会者は、メキシコ国境を越えてアメリカに不法入国し、その後に拘束を解かれた人物に娘(12)を殺害された母親の、気持ちのこもった映像を流した。
ハリス候補は、不法移民に殺害されたアメリカ国民の家族に謝罪すべきだと思うかと問われると、「彼女のことをとても気の毒に思う」、「悲劇的な事件だ」と答えた。
2:受刑者の性別適合手術は
ハリス候補は、受刑者の性別適合手術への公費投入について質問された。同候補は以前、これを支持すると発言している。
司会者が、大統領として公費投入を進めるかと問うと、ハリス候補は「法律に従う」と答えた。
詳しい説明を求められると、トランプ候補の大統領在任中にすでに受刑者にそうした手術が提供されていたと答えた。だが実際には、トランプ政権の期間、連邦刑務所でトランスジェンダーの手術が行われたことはなかった。
3:バイデン氏との距離
ハリス候補は先週のインタビューで、ジョー・バイデン大統領と自身による現政権がしてきたことについて、変えたいと思うことは「ひとつもない」と発言した。FOXはこの時の映像を流した。
するとハリス候補は、「はっきり言っておくが、私の政権はジョー・バイデン政権の延長にはならない」と主張。これまでよりも強く、バイデン氏と距離を置く姿勢を示した。ただ、詳しい説明はしなかった。
司会者が、トランプ候補を支持し続ける有権者は「ばか」なのか、あるいは「認識が誤っている」のか質問すると、ハリス候補は「アメリカ国民について、私はそんなことを決して言わない」と答えた。
司会者がさらに、副大統領を3年以上も務めているのに、なぜ公約のひとつが「ページをめくる」なのかと聞くと、ハリス候補はトランプ候補批判に話を転じた。
4:バイデン氏の認知機能は
ハリス候補は、バイデン氏の認知機能について質問されると、これをはぐらかした。
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<< 引用文献
【米大統領選2024】 ハリス候補、敵対的なFOXに初出演 インタビューで注目の4点 2024/10/18 BBC
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f50b3b7835a923fbcaa2ddb5652c493fe1945e1
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一番新しい、最後のBBCの記事が一番整理されています。
ハリス副大統領は、バイデン氏との距離、つまり、バイデン氏の政策を継続する部分とバイデン氏の政策を変更する部分を明確にすることが求められています。
バイデン氏の政策を継続する部分では、トランプ氏対バイデン氏の政策論争の繰り返しになります。
バイデン氏の政策を変更する部分では、ハリス氏は、副大統領であったので、バイデン政権下で、新しい政策を試みなかった理由が問われます。
この点が報道されています。
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米大統領選の民主党候補であるハリス副大統領は、勝利する上で欠かせない激戦州の有権者の間で関税が人気であることを十分に理解している。だが、バイデン大統領のアプローチとの継続性を示しつつ、共和党候補のトランプ前大統領よりは穏健な貿易保護主義政策を提示するという、微妙なかじ取りを余儀なくされている。
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<< 引用文献
「トランプ関税」でハリス氏が板挟み、勝敗左右する激戦州で人気 2024/10/18 Bloomberg
https://news.yahoo.co.jp/articles/4fbd90b65f47763ec04440bbe6de171742abfa32?page=1
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4)トランプ氏の賭け
トランプ氏は、ハリス氏との政策の違いが明確になれば、勝てると賭けにでました。
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米大統領選の共和党候補トランプ前大統領は17日放送のポッドキャスト番組のインタビューで、ロシアが侵攻するウクライナのゼレンスキー大統領について「戦争を始めるべきではなかった。負け戦だ」と批判した。ロシアが侵攻を始めたことを否定する発言とも受け取れ、民主党候補のハリス副大統領陣営が反発を強めるとみられる。
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<< 引用文献
「ウクライナは敗北する」 トランプ氏、ロシア侵攻否定か 2024/10/18 KYODO
https://news.yahoo.co.jp/articles/a6e8fe71f20941d4a60598d3803fb79562bce972
>>
マスク氏も活動を活発化させています。
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世界一の大富豪イーロン・マスク(Elon Musk)氏は17日、米大統領選の激戦州ペンシルべニアで、5夜にわたって共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領を応援するイベントを開始し、「西洋文明の運命」はトランプ氏の再選にかかっていると訴えた。
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<< 引用文献
「西洋文明の運命」はトランプ氏の再選次第 マスク氏 2024/10./18 AFP
https://news.yahoo.co.jp/articles/f7a0904df866982a8ce06e35c0d32dfa81cac52f
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ウクライナ戦争とパレスチナ戦争に、賛同する有権者は少ないと思われます。
すくなくとも、戦争を2つ抱えることは無謀です。
10月18日の予測では、ハリス氏とトランプ氏は、互角です。
<< 引用文献
【最新情勢】データで見る「アメリカ大統領選挙」2024年 JIJI
Real Clear Politics Election 2024
https://www.realclearpolitics.com/
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イアン・シュワルツ氏は、選挙人の数で、 メイン州とネブラスカ州の選挙人投票が 269 対 269 の状況を引き起こす可能性があるといいます。
<< 引用文献
Bret Baier Election Map: How Maine and Nebraska's Electoral Votes Could Cause A 269-269 Situation 2024/10/18 Real Clear Politics Ian Schwartz
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トランプ氏は、ハリス氏に、ウクライナ戦争を継続するか、(援助停止も含めて)中止するかの、旗色を明らかにするように迫っています。
この問いに対するハリス氏の返答次第では、情勢は大きく変化すると思われます。
トランプ氏は、ハリス氏には、ウクライナ戦争を継続するしか、選択肢がないと考えています。
ハリス氏が、ウクライナ戦争を継続するといった場合には、ハリス候補は、「ジョー・バイデン政権の延長に」なります。ハリス氏は、バイデン氏と距離を置く姿勢を示していますが、詳しい説明はしていません。
ウクライナ情勢が不安定になれば、それは、トランプ氏に有利になります。