東洋経済に、「ハマス奇襲」のユヴァル・ノア・ハラリ氏の分析が載っています。
要約すれば、以下になります。
2点感想を書きます。
第1に、・ハラリ氏の分析は、中立的で、客観的です。
第2に、日本で、現政権の問題点をここまで、明確に語ることのできる学者がいないことに、不安を感じます。
記事を掲載した東洋経済に、感謝します。
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ベンヤミン・ネタニヤフはPRの天才だが、首相としては無能だ。自分の個人的利益を国益に優先し、国民の内紛を誘うことでキャリアを築いてきた。能力や適性よりも自分への忠誠に基づいて人々を要職に就け、成功はすべて自分の手柄にする一方、失敗の責任はいっさい取らず、真実を語ることも耳にすることも軽んじている。
ネタニヤフが2022年12月に樹立した連立政権は、最低であり最悪だ。彼らは、治安状況の悪化をはじめ、イスラエルが抱える問題の数々を顧みず、際限なく権力を我が物にすることしか眼中になかった。
ネタニヤフがそのような行動を長年取り続けたせいで、イスラエルが惨禍に見舞われる状況を招いたのだ。
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