「パナソニックにみるレンズの設計費用」は、パナソニックの初期のレンズは、設計費用をかけているので、良いレンズが多いというストーリーです。
LUMIX G 20mm F1.7には、I型とII型があり、メーカーは、デザインの変更のみであるといっていますが、レビューサイトをみるとI型の方がII型より評価が高くなっています。
I型は製造していませんので、中古での購入になります。
LUMIX G 20mm F1.7 IIは、初値は、37000円、最近の価格は、27000円です。
中古価格は、7月頃には、17000円でした。
つまり、新品と中古の価格差は、1万円です。
印象ですが、新品と中古の価格差がつきにくいメーカーはFujifilmと思われます。
さて、今回の話題はこのあとです。
1)中古価格の変動
中古では、レンズの痛み方のグレード評価が問題になります。
信頼できるのは、大手のキタムラ、Map Camraなどです。
LUMIX G 20mm F1.7 IIのキタムラの中古価格が上昇しています。
22,000円から、25,000円です。
27,000円とは、ほとんど差がありません。
もっとも、キタムラの新品の価格は、44,000円です。
Kakamu.comの平均価格が34,000円なので、ありえない価格です。
メーカーの希望小売価格は55,000円でしたので、これよりは、割引になっています。
27,000円は、以前の入荷分であって、新規入荷分の価格があがっている可能性があります。
Map Camraの中古は、18,000円でまだ大きく動いていません。
新品の価格も、27,120円なので、当然と思われます。
これから、今後、新品の実売価格が値上げすると、中古の価格も連動して上がるようです。
なお、定価が、実売価格より高い場合、メーカーは、何もいいません。
ともあれ、同じレンズの新品が27,000円で、中古が、25,000円は、異常なので、過渡的な現象と思われます。
2)中古レンズの市場規模
LUMIX G 20mm F1.7のI型とII型を合わせた中古の在庫は、キタムラが17点、Map Camraが、31点になります。
LUMIX G 20mm F1.7はベストセラーなので、中古市場の在庫数は多い方ですが、それもでも、この程度です。
マイナーなレンズは、数点しか中古にでません。
ベストセラーのレンズでなければ、中古で購入することは困難です。
一方、型式の古い中古のカメラは、新品の実売価格が値上げはないので、中古の価格があがりにくいかも知れません。