flickrに蝉の抜け殻(羽化)の写真が載っていました。
ウィキペディアの羽化の説明は以下です。
セミ
羽化
夕方地上に現れて日没後に羽化を始めるのは、夜の間に羽を伸ばし、敵の現れる朝までには飛翔できる状態にするためである。木の幹や葉の上に爪を立てたあと、背が割れて白い成虫が顔を出す。成虫はまず上体が殻から出て、足を全部抜き出し多くは腹で逆さ吊り状態にまでなる。
場所は、「木の幹や葉の上」です。
「セミの羽化を観察!幼虫のいる場所・時期・時間帯は?失敗は手助けできる?」には、「木の幹や枝でじっと動きを止めたら、いよいよ羽化のスタート」と書かれていますが、写真は、葉の上です。
セミは、抜け殻のそばを選んで羽化する(つまり、抜け殻が集中する)かという自由研究もありますが、その傾向はないようです。
さて、flickrに蝉の抜け殻(羽化)の写真で驚いたことは、抜け殻が細い木の枝についていたことです。
幹は、樹皮がしっかりしていれば、固定しやすいです。
そのつぎに、写真1のように、抜け殻を葉の裏でよく見かけます。これは、固定しやすいことと、天敵に見つかりにくいためと思われます。
細い木の枝には、メリットは少ない気もします。
「Cicada exuviae」を検索すると、flickrと同じように、木の細い枝についた抜け殻が見られます。
これは、セミの種類によるちがいかもしれません。
ともかく、近所では、見かけない風景です。