Jo Stephen( ジョー・スティーブン)さんの写真について、研究します。
今回は、Jo Stephenがタム9の代わりに使ってみたオリンパスの45㎜F1.8のレンズとマイクロコンバータMCON-P02です。
コンバータレンズは、メーカーがあまり本気に販売していないので、欠品が、そのまま製造中止になることがあります。
MCON-P02も既に、アマゾンでは、中古しか入手できません。
実売価格6500円なので、とりあえず、在庫のある家電量販店で入手しました。
45㎜F1.8は、マイクロコンバージョンレンズをつけないと最大倍率は0.11倍ですが、マイクロコンバージョンレンズをつけると最大倍率は0.3倍まで拡大します。35㎜換算0.6倍になります。
MFTには、45㎜F1.2や42.5mmF1.2という高スペックのレンズもありますが。高価で大きいので、比較からはずします。
オリンパスの45㎜F1.8の競合レンスは、パナソニックの42.5mmF1.7です。
パナソニックの最大倍率は0.2倍です。
42.5mmF1.7が、2.8万円、45mmF1.8は、2.3万円です。
この2本のレンズは最近は、大きく値崩れしています。
筆者が、45mmF1.8 を購入したときには、3.3万円くらいしました。
マクロレンズアダプターをつけると、焦点距離が、24-33cmに限定されます。
これは、慣れないとしんどいです。
写真1と2と3は、45mm+マクロレンズです。焦点距離がきまってしまうので、構図の自由度はありません。
写真4は、キャノンのマクロレンズです。焦点距離に制約がないので、気楽に撮影できます。
写真5と6と7は、45mmF1.8です。この条件で、Jo Stephenさん風の構図がとれます。ということは、Jo Stephenさんは、マクロレンズはあまり使っていないはずです。
なお、42.5mmF1.7の方が、45mmF1.8より解像度が上です。特に周辺は差が大きくあります。
45mmF1.8は、どの条件でもきつい線がでない特異なレンズです。
汎用であれば、42.5mmF1.7の方が使い勝手がよいです。
「パナ42.5mm/F1.7が、ノクチクロン42.5mm/F1.2よりも先に出ていたらF1.7で妥協できたと思う」と書いている人もいます。
まとめ:
45㎜F1,8で、タム9のような写真がとれると考えて良さそうです。