ニコンの桜シーン
ニコンのカメラには、シーンモードに桜があります。
これはRAWでも、保存できます。桜のシーズンですので、このモードが何をしているか、調べてみました。
写真1と写真3が、桜のシーンモードです。
写真1を撮影してみたところ、F11になりましたので、写真2は、絞り優先で、F11で撮影しています。
写真1と写真2では、桜のシーンモードの方が、シャッター速度が速くなり、ISOが上がっています。
風景写真なので、F11は当然ですが、シャッター速度が1/500秒は予想外でした。これは、風で、桜が揺れる場合の動体ブレ防止と思われます。
darktableで、シーン参照モードで読み込むと、デフォルトでは、カメラのホワイトバランスは無視されて、カラーキャリブレーションモジュールが使われます。
それでは、カメラのホワイトバランスの設定がわからないので、写真1と写真2の画像のカラーキャリブレーションモジュールをオフにして、ホワイトバランスモジュールで、カメラのホワイトバランスを使いました。その結果が、写真3と写真4です。
色温度は、写真3が5066K、写真4が、5060Kで、差はほとんどありません。
これから、桜シーンモードは色温度は調整していないと予想されます。