高久家住宅は、2011年の東日本大震災で壁や屋根が崩れるなど大きな被害を受け、取り壊す話が持ち上がっていましたが、地元からの「ぜひ残してほしい」との声に応えて所有者が建物を市に寄付して、現在は市の所有です。創建当時の姿に近づける修復がなされました。
明治年間(1868-1911)の登録文化財の建築です。
高久家住宅は、伝統的な関東の町屋の典型であり、御陣屋前通りを挟んで向かい合う鶴屋(登録文化財潮田家住宅)とともに、真壁町中心分の街並み景観を特徴付けています。
訪問時には、高久家住宅も潮田家住宅も雛人形は公開されていませんでした。