嵐の前の静けさ

(嵐の前の静けさを感じます)

 

9月も終わりに近づいて、違和感を覚えます。

 

1)コロナウイルス対策はどこかで変換点を見つけなければなりませんが、引き延ばしになっています。

 

2)円安も145円をつけて、いくら日銀が強弁しても、無理があります。10年国債も躓いているし、どこかで向きを変えざるをえないのではないでしょうか。

 

3)コロナ対策で、旅行の補助金を依然としてばら撒いていますが、これも、問題の先延ばしで、どこかで中断するはずです。

 

4)政治は、安倍元首相の国葬問題で、中断していて、その先で何をするのか、見えません。

 

5)ウクライナ戦争で、政府は、防衛費を増やす方針に切り替えましたが、本当にできるのか、何をするのかが先送りされています。例えば、軍拡競争をしたら、今の日本の経済力では、中国とは勝負にならないことは明白で、今頃、軍拡を言い出すセンスが不明です。防衛省は、自動警戒管制システム(自動化した全国規模の防空・弾道ミサイル防衛用システム)で、ミサイル対策ができるといいますが、北朝鮮のふらふら飛んでいるミサイルですら1度も落とせていません。少しくらいミサイルの数を増やしても効果がない気がします。また、核弾頭ミサイルを選定する対策は検討されていません。

 

6)8月貿易統計速報は、貿易収支が2兆8173億円の赤字、7月は、1兆4368億円の赤字です。13か月連続の赤字で、赤字幅が拡大しています。円安で大企業が潤っても、貿易収支がここまで赤字だと、もうすぐ、アウトになると思います。

 

7)温暖化の影響かも知れませんが、今年は、台風が大型です。台風に来るなと言っても無駄ですから、粛々と受け入れるしかないのですが、このままの対策でよいのか、不安を覚えます。

 

8)ウクライナ戦争も、戦況は微妙には動いているようですが、大きくは止まって見えます。

 

9)エネルギー対策も、温暖化対策も、解決に向かって進んでいる気がしませんが、問題にはなっていません。

 

まだ、あるかも知れません。

 

ともかく、このままで進むとは思えない案件が、先の見通しなしに止まっています。

 

3か月もすれば、あの時に手をうっておけば良かったという事態になりそうで、不安を感じます。