マクロ撮影の続きです。
EF-M 18-150mmの倍率0.5倍は、マクロレンズ以外では、驚異的な倍率です。
しかし、オリンパスのED 12-40mm F2.8の0.60倍は、その先をいっています。
そこで、今回は、0.5倍と0.6倍を比較してみます。
なお、レンズを持っていませんが、オリンパスのED 12-40mm F2.8の競争相手のパナソニックのLEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mmも、0.6倍です。
今回写真はトリミングしていません。倍率は、35㎜センサー換算です。
写真1が、0.6倍のED 12-40mm F2.8です。
写真2が、0.5倍のEF-M 18-150mmです。
写真3が、0.4倍のEF-M32mmです。
写真4が、1.6倍のEF-M28mm F3.5 マクロです。
この中で、一番大きく写っているのは、写真1のED 12-40mm F2.8です。
理論上は、写真4のEF-M28mm F3.5 マクロが一番大きく写りますが、そこまで寄る前に蝶が逃げ出してしまいます。
写真1と写真2の蝶の大きさと、倍率0.6倍と0.5倍は対応しているように思われます。
EF-M 18-150mmは、便利ズームとしては、驚異的なサイズと画質だと思いますが、ED 12-40mm F2.8と比べると、厳しいです。ED 12-40mm F2.8は、突出した性能はありませんが、何を撮影しても、ある水準をキープしているので、よくできたレンズだと思います。明らかに失敗のショットになる確率は非常に低いです。
それから、EF-M28mm F3.5 マクロに限りませんが、マクロで高価なレンズは少ないです。
m4/3では、オリンパスのPROレンズのマクロはありません。パナソニックのLEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm / F2.8が唯一の定価で10万円を超えています。
それでも、マクロ撮影に、不満がないほどよく写ります。これも、謎です。