EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM(5)

マクロ撮影の続きです。

 

EF-M 55-200mmはマクロには適さないが、EF-M18-150mmはマクロに向いているという結論でしたので、EF-M 55-200mmから、EF-M18-150mmに移動してきました。

 

実際、キャノンもHPに「非球面レンズを効果的に配置することで、高倍率で高画質な性能をコンパクトなサイズに実現。150mmの望遠域までカバーしながら、最短撮影距離は0.25mまで寄ることができ、クローズアップ撮影も楽しめます」と書いています。

似たような記述は、以下です。

 

EF-M32mm「最大撮影倍率は0.25倍。花や小物などにぐっと迫った撮影が可能です」

 

EF-M22mm「フローティングフォーカス(近距離収差補正機構)採用により、至近の画質向上と、最短撮影距離0.15m・最大撮影倍率0.21倍を実現、マクロ的な表現も魅力です」

 

マクロレンズの場合には、等倍撮影が可能です。EF-M28mm F3.5 マクロの場合には、撮影倍率1.2倍で撮影できます。

 

EF-Mマウントとオリンパスのレンズのマクロレンズ以外の最大倍率を調べてみました。

 

ED 12-40mm F2.8の0.60倍は、マクロレンズを除けば、突出していますがEF-M 18-150mmの0.5倍も次点ではありますが、他を引き離しており、マクロ向きのレンズと言えます。



キヤノン 倍率(35㎜換算:元)

EF-M15-45mm  0.40:0.25

EF-M 55-200mm 0.34:0.21

EF-M18-150mm 0.50:0.31

EF-M32mm 0.40:0.25

EF-M22mm 0:34:0.31

 

オリンパス 倍率(35㎜換算:元)

ED 12-40mm F2.8 0.60:0.3

ED 40-150mm F2.8 0.41:0.21

ED 12-100mm F4.0 0.41:0.21

 

写真1は、EF-M18-150mmを使っています。

 

写真2は、パナソニック LUMIX G VARIO 35-100mm / F4.0-5.6を使っています。

 

写真3と写真4は、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0を使っています。

F4なので、被写界深度が浅く、羽根の先はボケていますが、ピントの合っている部分の解像度は高いです。

 

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0は、サイズも、重量も、価格も、EF-M18-150mmの2倍近いので、EF-M18-150mmは、良く写っていると思います。

 

なお、繰り返しになりますが、画質の7割は、レンズで決まります。センサーサイズやカメラの影響は、小さいので、ここのところカメラの機種の記載はしていません。

 

 

写真1

 

 

写真2

 

写真3

 

 

写真4