Tammy Marlarさんは、英国でガーデン写真をとっています。
pdfでサンプル写真を見ることができます。
英国のガーデン写真なので、サンプルの前半は、風景写真です。
そのあと、植物のマクロ写真、昆虫のマクロ写真が続きます。
p.33には、飛んでいるハチの写真があります。
次のように、書かれているので、次席の受賞をしたようです。
2nd place, Captured at Kew category
‘International Garden Photographer of the Year’ 2017
Shortlisted, ‘Close-up Photographer of the Year
ハチの写真を写真1に示します。
撮影は、EF-M 18-150mmの150㎜を使っています。
飛んでいるハチではありませんが、ハチは動くので、三脚は使えないと思います。ギリギリのフレームでは、入りませんので、余裕をもって小さめに撮影して、トリミングすることになります。
被写界深度を十分にとることはできません。
ハチは動くので、深度合成はできないと思われます。
ポイントは、ハチの目に焦点を合わせることです。
ただし、普通のアングルでは、ハチの目が、カメラのレンズから最短距離にくることはまずありません。なので、焦点合わせは至難です。
花に止まっているハチより、飛んでいるハチの方が、まだ、目に焦点を合わせやすいかもしれません。
写真2は、トリミングしています。
写真1では目立たなかったのですが、写真2では目の部分にピンク色がはいってしまっています。
被写界深度をとるためには、絞るべきです。
被写体ぶれを防ぐには、シャッター速度を短くすべきです。
こうすれば、光量が不足するので、ISO感度をあげるか、フラッシュを焚くことになります。
日向であれば、光量は不足しませんが、白飛びを起こしやすくなります。
という訳で、まず、普通に写った写真をとることが難しいことがわかりました。
写真1は、絞り優先モードで撮影していますが、マニュアルモードを使った方が良い気もします。
引用文献
Tammy Marlar
https://urquharthunt.com/wp-content/uploads/2022/05/UH-A-Rewilding-Britain-Landscape-PR.pdf