2)トンボ
マクロを撮影するには、普通は、マクロレンズか望遠レンズを使います。
しかし、シャッターチャンスは、準備していないときに、訪れることもあります。
今回は、m4/3の標準ズームの望遠側40mm(換算80mm)でトンボを撮影した写真を載せます。
写真は、全て、トリミングしてあります。
写真2は、F2.8なので、被写界深度が不足して、トンボの目の焦点が甘く感じられます。
このアングルでは、トンボの目が一番手前にはこないので、それも目の焦点が合わない理由です。タッチシャッターを使うべきですが、望遠端なので、ぐらつきを抑えることが難しい面もあり、ここでは使っていません。
標準ズームの画角でもこの程度は撮影できますので、マクロレンズや望遠レンズがなくとも、標準ズームで、マクロ撮影にチャレンジして見る価値はあります。
Kiss M/M2の標準ズームは15-45mmですから、望遠端は、換算72mmとなり、今回の写真の換算80mmより、少しだけ、短くなりますが、トリミングの違いのレベルと思われます。