雪柳を巡って(3)

前回は、便利ズーム(18-150mm)のつもりで、望遠ズーム(55-200mm)を持ち出したので、今回は、標準ズーム(15-45mm)で撮影し、比較のために、32mmF1.4の単焦点レンズでも撮影してみました。ボディは、kiss Mです。

写真1が、広角端です。

写真2が、望遠端です。

どちらも、絞りは、開放で、最短距離で撮影しています。

写真2の望遠端の方が、雪柳の花が大きく写ります。

写真3は、換算50㎜相当の32mmです。

この時の、開放絞りは、F5.0になります。

写真4は、32mmの単焦点レンズで、絞りは、F5.0に合わせました。

写真3と写真4の違いは分かりにくいです。

写真5は、左が、写真3で、右が、写真4を張り付けています。

こうして見ても差はわずかです。

もちろん32㎜では、ズームは絞り開放でもF5.0どまりですが、単焦点レンズでは、F1.4まで絞りを開くことが可能です。 とはいえ、標準ズームは、27千円で、単焦点は、55千円です。標準ズームは、単焦点の価格が半分で、かつ、ズームなので、ハンディは大きいです。 これだけ差が小さいので、最近のキットレンズは、優秀です。

よく見ると標準ズームは、花びらの筋の部分の再現が弱く、その結果、立体感が弱くなっています。

写真6は、写真4(32㎜単焦点)のトリミングです。

写真2と写真6では、写真6の方が良く写っています。

換算50mmは、トリミングすれば、換算70mm(45mm)の代わりになります。

こうなると、ズームは使いたくなくなります。

写真1 15mmF3.5 1/320sec

写真2 45mmF6.3 1/160sec

写真3 32mmF5.0 1/200sec

写真4 32mmF5.0 1/80sec(単焦点

写真5 左(写真3)右(写真4)

写真6 写真4のトリミング

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写真1

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写真2

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写真3

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写真4

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写真5

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写真6