モノクロまたは、セピアの写真に一部だけ、カラー画像を残す手法があります。
これは、レイヤーが使えれば、モノクロレイヤーとカラーレイヤーを作って重ねることで実現できます。
darktableは、レイヤーが使えませんので、マスクとマルチインスタンスで、できる範囲で対応することになります。
レイヤーを使う場合ほどの自由度はありませんが、それでも、大抵の編集はこなせます。
今回は、一番簡単な例を示します。
写真1は、サンプル写真です。
写真2は、モノクロームモジュールを開いて、犬の周りに描画マスクを作成しています。
写真3は、モノクロームモジュールで、犬以外の部分を黒くしています。
写真4では、モノクロームモジュールのブレンドの円を移動しています。
モノクロームモジュールでは、黒以外の色に変換できません。
また、露光を変更できません。