豊里の杜二丁目自治会館さくら~つくば市とその周辺の風景写真案内(646)

豊里の杜二丁目自治会館さくら

さくら運動公園に隣接してある自治会館です。

旧豊里村には、つくば市の交流センターは、豊里交流センターと吉沼交流センターの2つしかないと、申し上げましたが、自治会館さくらは、機能的には、同じような役割を果たしていると思われます。

ここには、集会室とミニ体育館があります。交流センターは市が管理していますが、それ以外の公民館の管理は自治会に任されています。

自治会(区会)をつくると、社会福祉協議会に入会が促され、入会には、1人当たり、年間500 円が必要です。豊里の杜の自治会は、豊里の杜区会として入会しています。

つくば市は、つくば市地区集会所建築等補助金交付要綱に従って、地区集会所の新築、改築、増築、修理に、かかわる費用について、1,000万円を限度として、補助します。

要綱は、ミニ体育館があることを想定していません。また、管理費はでません。

ですから、いずれ、建て替えの問題が発生します。しかし、建て替え費用をつみ立てられている自治体は、ほとんどありません。

とくに、ミニ体育館があると費用がかさみます。

社人研の将来人口予測の詳細版は、5年に一度出ます。最新版は、2018年3月推計です。

関東の県では、北関東3県(群馬、栃木、茨城)の人口減少が大きく、2015年基準(以下の数字はすべて2015年基準)で、2045年の北関東3県の人口は22%減る見通しです。

北関東3県で、人口が増加する自治体は、群馬県の、吉岡町が11.8%増、茨城県の、つくばみらい市が、7.6%増、つくば市が、7.0%増の3市町村だけです。

これ以外の自治体は、人口が減少します。

つくば市の5年毎の人口予測は、以下です。

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年

226,963人 236,703人 242,943人 246,458人 247,460人 246,164人 242,804人

2045年の人口は、2015年の人口より、7.0%多いですが、人口ピークは、2035年で、それ以降は、減少に転じます。2060年頃には、2015年水準(22万人)に戻ると思われます。

2021/06/22のつくば市未来構想・戦略プランでは、社人研の予測ではなく、2060年でも、28万人の人口があると予測していますが、これは、それ以前の未来構想と極端に違い無理があります。

また、つくば市は、全体では、人口が増加していますが、つくばエクスプレスから離れた、周辺部では、人口減少が進んでいます。

この話題は、別の機会に論じることにして、今回は、ここまでにします。

いずれにしても、人口が減少すると、公民館の維持は、できない問題がどこでも起こりえます。

問題は、公民館は、自治体の施設としてリストされていませんので、誰も対策を考えない状態にあることです。

公民館を残せというのではなく、Zoomで代用するので、公民館の取り壊し費用を集めるのでもかまわないと思います。

写真1が、さくら公園から見た豊里の杜二丁目自治会館さくらです。

写真2が、反対側園から見た豊里の杜二丁目自治会館さくらです。

非常にきれいなデザインだと思いました。

写真2の方向で、室内のミニ体育館を撮影したのですが、反射で、内部はうつっていませんでした。

撮影時には、管理者は、不在で、鍵がかかっていました。

https://www.city.tsukuba.lg.jp/shisei/joho/1005290/1005288.html

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写真1 豊里の杜二丁目自治会館さくら

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写真2 豊里の杜二丁目自治会館さくら