デジタルサイネージとdarktable

今回の話題は、新宿駅前の3D巨大猫です。

猫は、裸眼3Dサイネージと呼ばれるL字型に配置されたLEDディスプレイで表示したときに立体的に見える処理をしたもので、制作者の意図した通りに3Dで見える理想的なビューポイントは一箇所のようです。

写真1は、猫の画像にコントラストイコライザーを処理した場合、写真2は、猫の画像に拡散またはシャープ化を処理した場合、どちらも処理の効果がわかりません。

恐らく、画像の解像度は、LEDのピッチに支配されていることが原因ではないかと推測します。

丸ビルのクリスマスツリーは、3Dホログラムを使っているようで、「撮影の仕方、スマホカメラの設定方法がわかりやすく説明されている」ようです。

デジタルサイネージを撮影した画像は、特殊な処理がなされているため、darktableの一般のワークフローが通用しない部分があるように思われます。

今回のサンプルは、猫だけですので、今後もデジタルサイネージュの画像が撮影できれば、この問題を追跡してみたいと思います。

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写真1 新宿駅前の3D巨大猫 コントラストイコライザー(左:なし、右:あり)

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写真2 新宿駅前の3D巨大猫 拡散またはシャープ化(左:なし、右:あり)

  • 3D巨大猫が話題、クロス新宿ビジョンの裸眼3Dサイネージで大事なこと 2021/08/20 PRONEWS

https://www.pronews.jp/column/202108201100216782.html

  • これぞ3Dホログラムディスプレイの効果的な利用~丸ビルのクリスマスツリー  2021/12/07 PRONEWS

https://www.pronews.jp/column/202112071200251593.html