月待の滝(大子町)
月待の滝は、袋田の滝に近い、大子町の市街地のはずれにあります。
久慈川の支流大生瀬川にある、高さ17メートル、幅12メートルの滝です。 水に濡れることなく滝の裏に入ることができることから、別名「裏見の滝」または「くぐり滝」ともいわれます。
普段は二筋の夫婦滝ですが、水量が増えると子滝が現れて親子滝になります。この珍しい形状のためか、古くから安産、子育て、開運を祈る二十三夜講(二十三夜の月の出を待って婦女子が集う)の場とされたところから「月待の滝」と呼ばれ、胎内観音が祀られています。
写真1が、月待の滝です。
水量は多くありませんが、バランスのよい形をしています。
写真も、月待の滝ですが、滝の裏に人が入っています。
大雨の日でなければ、危険はなさそうです。