小貝川ふれあい公園(5)オオムラサキの森
小貝川ふれあい公園の上流ゾーンの中心は、オオムラサキの森です。
小貝川ふれあい公園(1)で、オオムラサキと下妻市のイメージキャラクタのシモンちゃんについて説明しました。
2021/10/13
今回は、オオムラサキについて、まず、予習しておきます。
Wikiによれば、次の様になっています。
日本では北海道から九州まで各地に分布し、南限は宮崎県小林市。適度に管理された、やや規模の大きな雑木林を好んで生息する傾向が強い。都市近郊では地域絶滅の危機に瀕する地域もあるが、山梨県のように今でも広域に生息する地域もある。
オオムラサキは、雑木林を生息域にしているようです。
下妻市と同じように、オオムラサキをシンボルにしている自治体に、埼玉県比企郡嵐山町があります。
また、オオムラサキの観光施設は、埼玉県小川町と山梨県北杜市にもあります。
嵐山町のHPの解説がわかりやすかったので、以下に、要約します。
成虫は雑木林等に生えるクヌギやコナラの幹から染み出る樹液を吸います。また、動物の糞や熟れた果実、人の汗などにも飛来します。花の蜜を吸うことはありません。
幼虫は雑木林や河川林に多いエノキ類の葉っぱだけを食べます。
成虫は、6月中旬から8月中旬の暑い時期だけ、クヌギやコナラの樹液が出ている場所の周囲で良く見かけます。オオムラサキは飛ぶとき、あまりはばたかずに、グライダーのように滑空します。また、はばたくときは「バサッバサッ」と大きな音を立てて飛びます。オスは縄張り意識が強く、時には鳥までも追い払います。 越冬幼虫はエノキの根元で、落ち葉の裏に糸を張り、しっかりとしがみついています。
これから、クヌギ、コナラ、エノキが、必要なことがわかります。
なお、嵐山町のゆるキャラ「むさし嵐丸」は、「国蝶オオムラサキの兜をかぶり、歴史から取り入れた武士の格好をした、好奇心旺盛でやんちゃな男の子」という設定になっています。つまり、オオムラサキに関係しています。ゆるキャラグランプリにも出場しています。
下妻市のゆるキャラ「シモンちゃん」は、3代目で、さすがに、洗練されていて、ゆるキャラのファンには、広く知られていますが、ミニスカートで、着ぐるみには、ならないので、ゆるキャラグランプリには、出場していません。ゆるキャラグランプリにも、「シモンちゃん」は登場していますが、これは、京都市下京区のゆるキャラで、下妻市とは関係がありません。
最近は、ミスコンテストでも、水着審査は、性差別だということで問題になっていますから、今、投票すれば、シモンちゃんのドレスコードは違ったものに、なるのかもしれません。
写真1は、オオムラサキの館の方から、オオムラサキの森に入ったところです。
遊歩道の両側には、ロープが設置されていて、林の中には、入れないようになっています。
木と木の間隔はそろっているので、植林したと思われます。
写真2は、更に、進んだところで、橋があります。
写真3は、突き当たりのT字路に達して、下流側の分岐をみたところです。
この辺りは、日が差して明るいです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%AA%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%82%B5%E3%82%AD
http://www.town.ranzan.saitama.jp/0000001012.html
https://www.ranzan-kanko.jp/oomurasakicenter
http://www.town.ranzan.saitama.jp/category/11-0-0-0-0.html
https://www.town.ogawa.saitama.jp/0000000388.html
http://oomurasaki.net/facilities/park.html
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