露光の調整法の補足

露光の調整は、露光モジュールで、スライダーを動かして調整することが基本です。

しかし、ヒストグラム窓の上で、マウスでも操作できます。

写真1では、ヒストグラムの右側が切れていますので、露光が過多です。

基本は、ヒストグラムの右が切れない、最大の露光が適正な露光になります。

ただし、このルールは、写真2のように、モノクロに変換した場合には、うまく当てはまりません。

ここでは、ヒストグラムの右に余裕がありますが、画像の電線の一部が消えています。つまり、露光は、過多に見えます。

また、写真1では、赤い丸で囲んだところにある白飛びのチェッカーをONにしています。写真1の画面の赤いところが白飛びを起こしているところです。

しかし、白飛びを起こす前に、ヒストグラムが切れますので、白飛びチェッカーをヒストグラムの代わりに使うことはお勧めできません。

さて、今回の主題は、写真3のヒストグラムです。「drag to change exposure」が表示されていますが、赤い矢印のように、左右にマウスをドラッグすると、ヒストグラムの上で、露光を変更できます。

また、「doubleclick resets」とありますが、ダブルクリックすると露光の値が0.0に、リセットされます。

写真4では、「drag to change black point」とあります。これは、ヒストグラムの左の部分をドラグすると、ブラックポイントを変更できます。写真3の露光の変更は、このエリアの右の場合です。「doubleclick resets」は露光と同じように、ダブルクリックで、ブラックポイントがリセットされます。

写真5と写真6は、スペクトラム表示です。ヒストグラムと基本的には同じですが、今度は、マウスのドラッグする方法は、左右ではなく、上下になります。

 

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写真1

 

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写真2

 

 

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写真3

 

 

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写真4

 

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写真5

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写真6

 

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