Googleスライドを使った写真集の作り方(2)

前回の予告では、Googleスライドのテンプレートを使った、写真集の作り方を説明するつもりでしたが、実際には、座礁してしまいました。

最初の問題点は、「Googleスライドのテンプレート保存は、ビジネス向け有料アカウントでのみ使える機能」だったことです。つまり、無料バージョンでは、Googleスライドではテンプレートは作成できないのです。なお、既存テンプレートを使うことはできます。

次に、パワーポイントで、テンプレートを作成して、Googleスライドで読み込むことを考えました。

パワーポイントでは、テンプレートを作成し、保存できます。

そこで、パワーポイントで、テンプレートを作って、まずは、パワーポイントで読み込んだのですが、画像の流し込みができません。

テンプレートに期待している機能は、文字枠と画像枠を設定して、そこに、文字と画像を流し込むことで、デザインの統一をはかることです。文字の流し込みは簡単なので、問題は画像になります。結局、パワーポイントでは、画像の流しこみはできず、写真1のように、「図の変更」をつかって画像を入れ替えることができます。この状態では、パワーポイントのテンプレートをGoogleスライドに読み込む価値はないと判断しました。

写真2は、同じことをGoogleスライドで行った事例です。まず、文字と画像のレイアウトをサンプル画像で決めます。次に、画像に対しては、「画像を置換」を使えばパワーポイントと同じことができます。

ということで、テンプレートは使いませんが、「画像を置換」を使えば、目的の機能は達成できます。

 

 

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写真1 パワーポイントの「図の変更」

 

 

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写真2 Googleスライドの「画像を置換」