農林さくら通りのサクラ
写真1は、「農林さくら通り」の標識です。
写真2は、「農林さくら通り」のサクラです。
つくば市内の研究所には、サクラが植えられているところが多くあります。例えば、JAXAや産業総合研究所などが該当します。その場合、サクラの木は、研究所が維持管理しています。こうしたサクラは管理が良い状態にあると思われますが、サクラは非公開です。道路のサクラ並木は、つくば市が管理しているものが多いと思われますが、何分にも数が多いので、十分に管理できているとはいえません。一昨年の台風で、枝が折れたり、倒れた木が出たため、つくば市は、昨年、まとめて、街路樹の枝祓いをしました。そのため、サクラの木は、小ぶりになりました。
「農林さくら通り」は研究所が管理しているサクラでありながら、その間を公道が通っているため、誰でも花見ができます。木は、管理が行き届いているため立派です。ただし、写真2のように、絵にはなりにくいです。
地理院地図でみると、この公道は、研究団地の建設に伴って建設されています。したがって、他の研究所のように、研究所内道路にもできたはずです。道路が公道であれば、市民にとっては、花見ができてありがたいです。正確に言えば、サクラの木の幹は研究所内にあり、立ち入り禁止です。しかし、市民が研究所のサクラに近寄れるということは、違法ですが、研究所内にも簡単にアクセスできるということです。つまり、他の研究団地に比べて、団地設計時のセキュリティの意識レベルが低かったことがわかります。