逆川緑地(水戸市)
逆川緑地は、偕楽園本園と偕楽園拡張部の更に、外側にある公園です。この全体の名称がわからないので、拡張偕楽園と呼んでいましたが、偕楽園(wiki)によると、「水戸県立自然公園」というようです。
写真1は、逆川緑地の案内図です。今回の写真は、中央より南(図では、中央より左)の部分の2施設です。
写真2は、案内図には、「湿性植物観察エリア」と書かれている部分で、木道があり、湿地になっています。
写真5は、逆川です。河川と氾濫原が分断されています。用地の制約のある場合には、河川と氾濫原が分断されることもやむを得ないと思いますが、河川生態系としては、図1(NEH-654の引用)に見られるように、河道と氾濫原は連続してつながるべきです。逆川緑地では、「湿性植物観察エリア」と「いきものたちの広場」は、堤防によって、河道から分断されています。堤防の高さは、年に1度程度の洪水で越流して、氾濫原が河道につながる高さが妥当とされています。その点を考えると、現在の堤防の高さは高すぎるように見えます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%81%95%E6%A5%BD%E5%9C%92
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Federal Stream Corridor Restoration Handbook (NEH-653)
https://www.nrcs.usda.gov/Internet/FSE_DOCUMENTS/stelprdb1044574.pdf
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Stream Restoration Design (NEH-654)
https://qcnr.usu.edu/courses/sed_files/reaadings/NRCS%20654%20-%20Basic%20Manual.pdf