梅の花の形
今回は、梅の花の形を見て、思った感想です。かなり、主観的ですが、写真と共に説明します。
写真1の梅の花は、ちょっと見たところは、良さそうだったのですが、よく見ると、上の花の花弁が曲がっています。
写真2の梅の花は、後方の花がボケてよく見えませんが、今回は、ボケの検討ではないので、その点は無視します。花の形は、典型的な梅のお菓子の包装紙にありそうな形です。しかし、よく見ると、花弁の外側の部分がちょっと縮んで、その結果、小さな影ができています。
写真3の梅の花も、花弁の外側の部分がちょっと縮んでいます。縮みはあってもよいと思いますが、縮みのある花弁と、縮みのない花弁があります。
写真4の梅の花は、花弁の外側の部分は縮んではいませんが、花弁に凹凸があります。
写真5の中央の梅の花は、5枚の写真の中では、一番姿が美しいと思いますが、写真の逆光が強すぎたようです。
というわけで、よく見ると、梅の花の花弁には、変形が多いです。ここまで、気にすることはないという考えもありますが、折角の機会ですから、ベストの花を見つけたいというのもありと思います。
以上の写真は、雄蕊には、問題のないものを選んでいますが、花が古くなると、雄蕊がまず、傷んでくるようです。それから、今のところ、理解できていない問題があります。一般に、花は、根本の方から開花して、枝先に開花が移動します。それに、合わせて、枝先のつぼみも大きくなって、ほぼ、同じサイズの花が開きます。しかし、梅の花には、このルールが当てはまらないように思われます。花のサイズと開花の順番があまりそろっていません。では、どのようなルールになっているのかは、理解できていません。ただ、このルールが理解できないと、良い花を系統的に探すことができないので、難儀しています。