在日大韓基督教会つくば東京教会~つくば市とその周辺の風景写真案内(309)

在日大韓基督教会つくば東京教会

前回、「公園整備、モニュメント、河畔帯植生、GISデータについて、注を書いたのですが、長くなりすぎたので、回を起こして、一つずつ解説したいと思います。」と書いたのですが、予定外のことをしようとすると、予定外のことが起こります。darktableの方も予定外になってきたので、上記の課題は、先送りして、今回は、引き続き建物の紹介にします。

今回は、在日大韓基督教会つくば東京教会です。設計は、保坂陽一郎です。保坂陽一郎は、基督教の信者ではなく、教会設計もこれが初めてだったようです。ただし、つくば市の住宅地の中にあって、周囲の見通しはよくありません。教会の駐車場も少し離れたところにあります。

写真1と写真2で分かるように、この教会はシンメトリックではありません。

教会の中に入ったことはありませんが、大竹ステンドグラスがこの教会にステンドグラスを納品していますので、恐らく、写真3の大きなガラス面がステンドグラスになっていると思われます。大きなガラス面の下に、縦長の窓が3つあり、それは、見るからにステンドグラスが入っています。同じ形をした反対側の写真1の3つの縦長の窓にもステンドグラスが入っています。そうすると、写真3の大きなガラス面にもステンドグラスが入っていないと縦長の6つの窓のステンドグラスの効果が出ません。ですから、写真3のおおきなガラス面にも、ステンドグラスが入っているはずです。教会が、シンメトリックになっていないのは、ステンドグラスの効果を考えたためと思われます。

  • 大竹ステンドグラス

https://www.ohtake-stained.com/company/

 

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写真1 つくば東京教会

 

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写真2 つくば東京教会

 

 

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写真3 つくば東京教会