年功序列の人事の乱数シミュレーション

民間会社ではありえないと思われますが、公務員の世界では年功序列が引き続き行われています。

これは、2,3年で順に人事を入かえる方式です。

以下に、交代は2年ごと、民間であれは1世代12年で選ぶとした場合の、比較をしてみました。比較といっても、一様乱数を発生させただけです。

今、参加者は3人/2年とします。

表1が民間をイメージした場合です。左が年です。これは、2010年から、2020年の間にCEOになる人間を2010年時点で選んだ場合で、当然ですが、適合順位1番の人がトップになります、

 

表2,3,4は公務員で2年でトップが交代する場合です。3枚の表は乱数が違うだけです。

横3人のうち、番号の一番若い人がトップになって2年務めると考えます。

表2でトップになる人は、1,2,3,4,5,6となり順当です。

表3でトップになる人は、1,2,3,4、9,10となり、5,6の人はトップになれません。

表4でトップになる人は、1,2,3,4、7,9となり、やはり、5,6の人はトップになれません。

ちょっとルーレットのような感じがします。ただし、組織マネジメントとしての合理性がないことはおわかりいただけると思います。

 

 

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表1 case1

 

 

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表2 Case2

 

 

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表3 Case3

 

 

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表4 Case4