Googleデータも捨てたものではない？～コロナウィルスのデータサイエンス（１２１）

東京都の感染者数は依然として、減りませんし、お盆の帰省に至っては、「中止すべき」と「特に制限しない」と指示も分裂しています。

こうなると、もう、まじめに取り上げるのが嫌になりつつあります。

さて、前回、７月２３日からの連休は思いのほか、東京都のGoogleTransitデータが下がっていると申し上げたので、今回は、そのフォローだけしておきます。なお、下がったのは７月２９日までで、それからは元に戻っています。最新データは８月２日です。

図１の７日移動平均でみると、８月４日から７日は感染者数の増加が停止してます。

GoogleTransitの１４日遅れでは、値が下がるのが８月６，７日からになります。１４日は、正確な意味はありませんので、アバウトに考えれば対応しているといえなくもありません。ちょっと予想よりは反応が早い感じです。

もう２，３日、東京都の７日移動平均の感染者数が増加しないか、若干減少すれば、GoogleTransitデータもまだ捨てたものではないと言えそうですが、どうなるでしょうか。