時の公園~つくば市とその周辺の風景写真案内(104)

時の公園

4面に時計がついている時計台があるミニ公園です。

公園の名称は、時計台公園ではなく、時の公園になっています。

そういえば、公園名称のプレートがあるのか、確認するのを忘れました。

大きな公園には、必ず、公園名を刻んだ石があります。

ミニ公園では、ケースバイケースと思われます。

公園の構成は、レンガタイルの部分に、四阿が2軒と時計台があります。

背後に芝生と木が植えられているエリアがあります。

レンガタイルのエリアの面積は、全体の4分の1程度です。

この公園はつくば駅にちかく、研究学園都市建設の初期に建設されています。

こうして、公園を並べてみていくと、研究学園都市建設の当時に作られた公園には、樹木が植わっているスペースが多く取られています。レンガタイルなど敷き詰められた、見かけの公園スペースに比べて、実際の全スペースははるかに広い贅沢な作りになっています。

2005年につくばエクスプレスは開通して、都市化が拡大します。更に、公務員住宅を廃棄して、用地を民間に売却します。こうしたことで、最近でも、宅地が増大して、それに、合わせて、公園も新設されています。

しかし、新しい公園には、「この公園に見るような明確に見える整備エリアの3倍の遊びの用地」があるような余裕はなくなっています。

都市計画上は、ゾーニングして、基準以上の公園のエリアがあれば、建設許可が得られるのでしょうが、景観が明確に異なるので、寂しい気がします。

写真1,2は初夏の曇りの日の公園です。天気が曇りでしたので、風景写真としては、色が出せていません。

写真3は盛夏の晴れの日の公園です。

写真4,5は秋の日の公園です。秋は、紅葉が良く生えます。ただし、逆にいえば、それ以外の季節については、あまり、配慮されていないとも言えます。背後の遊びのスペースも、運動をするには木が邪魔ですし、森としてみるには、逆に、木が少ないようにも思われます。まあ、これだけのスペースが取れていますので、これはこれで、十分贅沢な作りではあります。

 

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写真1 時の公園(初夏)

 

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写真2 時の公園(初夏)

 

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写真3 時の公園(盛夏)

 

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写真4 時の公園(秋)

 

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写真5 時の公園(秋)