今回は、カメラも、レンズも違う場合の比較です。
EOS_M以外に、メインで使っているカメラはm4/3になります。このレンズで、単焦点広角は15mmf1.7しかもっていないので、これと比較します。
それから、メインではないのですが、ポータブルプリンターと接続できるという利用法のためFujiのX-A1も持っているので、ついでに比較します。レンズはキットレンズです。こちらのは16mmからですが、これだと換算24mmになるので、EOS_Mにそろえるために、17mmくらいで撮影しました。
現像は、darktableのデフォルトで、カメラのJpegではありません。カメラの発売時期は次です。
Olympus E-PL6 2013-6
Canon Eos M3 2015-03
Fujifilm X-A1 2013-11
Olympus PEN-6
Leica DG Summilux 15mm f/1.7、1/800sec、ISO200です。
ピクセル等倍です。換算30mmなので、前回ほと大写しにはなりません。解像感は悪くないと思います。
Fuji X-A1
XC16-50mmを使っています。18mm、f7.1、1/420、ISO200です。
ピクセル等倍近く。(m4/3と同じくらいの大きさにしました。)
以上をみると、等倍近くでは、FujiがLeicaよりいまいちにみえます。ズームレンズと固定焦点レンズを比べれば、差があるのは、当たり前だといわれそうな気もします。ただし、シャッタースピードをみていただければわかるように、Fujiの撮影の時は、他のレンズの撮影の時より、曇りが強く、光線が少なかったです。この点では、完全にフェアには出来ませんでした。また、M3の方が、キットレンズも新しくなっています。Fujiも15mm始まりの新しいキットレンズを出しているので、それと比較すべきとは思いますが、手元にはないので、とりあえずあるレンズを使いました。
カメラは、M3が一番新しいのですが、センサースコアを見ると、X-A1>PL-6>M3の順になります。
なお、PL-6のデータがないので、ここではPL-7で読み替えています。センサースコアがよかったので、X-A1も比較しようとしたわけです。
http://www.photonstophotos.net/Charts/PDR.htm
どちらにしても、差は小さいので、結論としては、明るいところで、F8周辺にまで絞ることができれば、キットレンズでも十分行けるのではないでしょうか。ただし、画角はかえられませんので、広角が必要な方は、広角のレンズを準備されることをお勧めします。最近の傾向として、キットレンズのズーム始まりの画角が広くなってきているので、キットレンズで十分な場合も多いとは思います。