手持ちのEF-Mのレンズで、シグマと同じ画角16mmを撮影できるレンズには、キットレンズの15-45mm f/3.5-5.6と広角ズームの11-22mm f/4-5.6の2本になります。この2本の画角を16mmにセットして、風景写真の定番F8よりひとつ小さいのF7.1で比較してみました。これは、次回に説明しますm4/3を配慮して、少し、Fを落としました。以下の現像は、darktableのデフォルトで、カメラのJpegではありません。
撮影は三脚とタイマーを使っています。
キットレンズ 15-45mm f/3.5-5.6
これが、基準の写りということになります。16mm.f/7.1、1/1250se、ISO200です。
実は、最初は、キットレンズの方が、解像していないように思ったのですが、EXIFを見ると距離が出ていました。焦点が近かったのです。そこで、距離の出ていないショットに差し替えたら、差が、ほとんどなくなりました。他の2本のレンズもEXIFで距離が出ていないことを確認しています。
ピクセル等倍
等倍は、荒れてはいますが、崩れてはいません。最近のキットレンズは、一昔前と比べると、各段に性能があがっていると思います。
広角ズーム 11-22mm f/4-5.6
16mm、f/7.1、1/1250sec、ISO200です。
15mmより若干すっきりした感じですが、大差があるとまでは言えません。このレンズの第1の魅力は画角でしょう。
ピクセル等倍
15mmより、少し、良くなっいます。
Sigma16mm1.4 DC DN
16mm、f/7.1、1/1000sec、ISO200です。
11mmより若干すっきりしているかもしれません。でも、差はあまりありません。
ピクセル等倍
11mmより若干ようかなという感じです。先入観かもいるません。差はあまりありません。
Sigma vs. 11mm
左(Sigma)と右(11mm)の差はほとんどありません。11mmがズームであること、価格がほぼ同じことを考えると、11mmは健闘しています。
Sigma vs. 15mm
左(Sigma)と、右(15mm)はあまり差がないと思います。
F7.1に絞っていることもあると思いますが、Canonのレンズは2本とも、健闘していると思います。
これから見ると、F8付近で使う限り、あえてSigmaを買うことはないともおもわれます。