薬王院の敷地内に不動滝(落差4から10m)があります。
この不動滝は、車道から下った薬王院の参道沿いにあります。
滝のサイズとしては、がっかりするサイズですが、薬王院をお参りする時には、不動滝が見えれば、仁王門がもうすぐになります。
なお、筑波山は山が浅いので、筑波山の周辺の滝の水量が多くなく、不動滝の水量が極端に少ない訳ではありません。
単体で評価すべきではないと思われます。
現在の車道(脇道)ができたのは、1970年前後で、最初は、未舗装の軽車道でした。
現在のような道路に整備されて、筑波山梅林に、つながったのは、1990年以降です。
歴史的には、不動滝の隣が、唯一の参道でした。
滝の隣に、不動明王像があります。
この由来が不明です。
祠が神社建築の形式ではなく、また、参道を登っていって、不動明王像が見える向きにもなっていません。