旧筑波山郵便局から、つくば道を50m下がると、 大越邸があります。
北条市街からつくば道(県道139号)を北上すると、旧筑波山郵便局の300m手前で、道が2つに分かれます。県道139号は、左の西山道を進みます。
右の細い道が筑波山神社に直結するつくば道(本道)です。
つくば道は、元は階段だったのですが、自動車が通れるように、斜面に改修されています。この改修は、大越邸の前までです。大越邸の前と旧筑波山郵便局の間には、階段が残っています。さらに、旧筑波山郵便局から上のつくば道も階段になっています。
つまり、つくば道で、階段が残っているのは、旧筑波山郵便局の上と下の部分だけです。
この部分は、段差が大きすぎて、斜面になっていません。
大越邸は、140年前に、旅籠屋を営んでいた建物です。
放置されていた建物を一部修復して、旧筑波山郵便局の公開時期に、大越邸の2階の待合室も公開しています。
修復には、2013年から2019年に法政大学の赤松研究室が加わっています。
現在は、筑波大学が維持管理に関わっています。
2階の窓には、法政大学の赤松研究室がつくった和紙が羽目られ、障子アートになっています。