まつりつくば2023(8)北村蓮明作のねぶた~つくば市とその周辺の風景写真案内(1143)

バルーンねぶたを除く4つの大ねぶたは、全て、北村蓮明作です。

 

北村蓮明作の意味は、オリジナルは、北村蓮明作、または、北村蓮明監修になります。

 

まつりつくばでは、「オリジナルは、北村蓮明作」の意味で使われていると思われます。

 

ところで、4台のねぶたの出来栄えにはバラツキがあります。

 

写真1の「加藤清正」は、やや淡白ですが、顔の色に変化があります。

目の周りの黒い線も太さも変化しています。

 

写真2は、見送りですが、写真1と同じ傾向が見られます。

 

 

 

写真1 加藤清正

 

 

写真2 加藤清正(見送り)

 

写真3の「雨引観音 マダラ鬼神」は、「加藤清正」にくらべると、色と線の太さの変化は淡白です。

 

写真3 雨引観音 マダラ鬼神

写真4と写真5の「鍾馗」では、色と線の太さの変化はなくなっています。

2014年のオリジナルと比べると、線のコントラストが弱く、肌色が濁ってみえます。

 

写真4 「鍾馗

 

 

写真5 「鍾馗」見送り

 

 

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写真6、7、8の「アイヌの反乱」では、写真6は、淡白で、写真7は、線の太さが強調されています。

 

原作は2017年の「酋長コシャマインの反乱」です。

 

写真7は迫力がありますが、北村蓮明作のオリジナルを見ると、ここまで、せんを太くすることはないようです。また、鼻の付け根の表現が異なります。

 

 

 

写真6 「アイヌの反乱」

 

 

写真7 「アイヌの反乱」

 

 

写真8 「アイヌの反乱」見送り

 

 

nebuta-museum.com