バルーンねぶたを除く4つの大ねぶたは、全て、北村蓮明作です。
北村蓮明作の意味は、オリジナルは、北村蓮明作、または、北村蓮明監修になります。
まつりつくばでは、「オリジナルは、北村蓮明作」の意味で使われていると思われます。
ところで、4台のねぶたの出来栄えにはバラツキがあります。
写真1の「加藤清正」は、やや淡白ですが、顔の色に変化があります。
目の周りの黒い線も太さも変化しています。
写真2は、見送りですが、写真1と同じ傾向が見られます。
写真3の「雨引観音 マダラ鬼神」は、「加藤清正」にくらべると、色と線の太さの変化は淡白です。
写真4と写真5の「鍾馗」では、色と線の太さの変化はなくなっています。
2014年のオリジナルと比べると、線のコントラストが弱く、肌色が濁ってみえます。
写真6、7、8の「アイヌの反乱」では、写真6は、淡白で、写真7は、線の太さが強調されています。
原作は2017年の「酋長コシャマインの反乱」です。
写真7は迫力がありますが、北村蓮明作のオリジナルを見ると、ここまで、せんを太くすることはないようです。また、鼻の付け根の表現が異なります。